妊娠中に突如、脇の黒ずみやボツボツが気になる方が多いようです。
妊娠中の黒ずみは、脇だけでなく、乳首や首筋の黒ずみやボツボツ、おなかの妊娠線なども悩んでいる方がたくさんいます。
赤ちゃんにもう時期会えるのはとっても嬉しいんだけど、女性としてのおしゃれもまだまだ楽しみたいですよね・・。
脇の下の黒ずみが消えなくて、もしこのままノースリーブが一生着れないと思うと思ったらショックで立ち直れないですよね。
そのお悩みを解消すべく、原因とから対処法まで書いていきたいと思います。
目次
脇の黒ずみが妊娠中に発生してしまう原因は一体何か?
なぜ、妊娠中に脇が黒ずんだり、ボツボツができたりしてしまうのでしょうか?
その正体は「女性ホルモン」です。
このホルモンが女性のからだをコントロールしています。
2つの女性ホルモン
女性ホルモンには『エストロゲン』『プロゲステロン』の2種類があります。
簡単に説明すると、エストゲンは女性らしさや健康を保つ働きをしており、一方プロゲステロンは妊娠に関わるホルモンで
体内に栄養や水分を蓄えたり、乳腺を発達させるといった働きがあります。
出典 かわはらマタニティ歯科クリニック http://www.kawahara-dental.com/kamoku/maternity/
この図からわかるように、妊娠初期を経て、中期から後期にこの2つのホルモンが急激に増えていることがわかります。
このうちのプロゲステロンがまさに
脇の黒ずみが妊娠中に発生する原因となっているんです!!
これらのホルモンバランスの乱れによって、色素沈着が起こり、脇が黒ずんだり、ボツボツができたり、脇以外にも乳首の黒ずみなどの原因となっています。
脇や乳首はメラニン色素がもともと多い箇所なので、色が黒くなりやすいのです。
果たして妊娠中に発生した脇の黒ずみは消えるのか?!
では、妊娠中にできてしまったこの黒ずみたちは消えてくれるのでしょうか?
このままでは悲しいので絶対に消えてほしいですね。
一般的に、妊娠後数か月経ったころから、徐々に黒ずみが消えていくと言われています。まずはひと安心ですね、、、。
ただ出産後なるべく早めに脇の黒ずみを治したい!と思うのが女心ですよね?
それでは、早めに治す対策方法をこれから書いていきたいと思います。
妊娠中にできてしまった脇の黒ずみを早めに消す対処法とは?
お肌のターンオーバーを促進する
黒ずみのメカニズムは、ホルモンバランスの乱れによる色素沈着とお伝えしましたが、古くなった角質などが老廃物として溜まってしまっています。
コレを改善するには、新陳代謝を促進してお肌のターンオーバーを回復させれば良いのです。
それともう一つ、上には記載していませんが、色素沈着を起こす原因に『刺激』も作用します。
血行促進
刺激を避ける
この3つの対策をすれば妊娠中に発生してしまった脇などの黒ずみの改善が見込めます。
それではいよいよここからはそれぞれの具体的な対策を見ていきます。
妊娠中の脇の黒ずみを改善する3つのやさしい対策
スキンケア
スキンケアでは保湿が大切です!
黒ずみが気になる部分の保湿を十分に行ってください。
潤いがないと摩擦が起こりやすく色素沈着しやすい状態になってしまいま
また、
ただし、妊娠中はお肌も敏感になっているので、
アイテムとして1番オススメするのは、黒ずみ専用クリームは、妊娠中の敏感なお肌にも優しい成分でできているのがほとんどでとてもおすすめです。
新陳代謝を促す成分を含んでいるものが多く、効果が発揮されやすいです。それと、ビタミンCやビタミンEを積極的に採ると良いです。ビタミンCはメラニンの生成を抑える働きをしてくれるし、
血行促進
血行促進対策その1 身体を温める
血行促進には、身体を温めることが重要です。
そこで妊娠中に必要な特に温めてほしい箇所があります。
そのひとつめはお腹まわりです。お腹にはご存知の通り赤ちゃんがいるので発育のためにも温めるほうが絶対いいです!
次に温めてほしいのが、ズバリ足です。身体の中でも特に冷えやすいのが足です。
それは、足は心臓からも遠く、重力の影響もあり、血液が滞りやすい場所です。よく『ふくらはぎは第二の心臓』という言葉を聞きますね。
その理由は、ふくらはぎの筋肉が心臓へ血液を送り返す役割をになっているからなんです。
ふくらはぎってとても重要なんですよね!!(あなどるなかれ、ふくらはぎ・・・)
また、足は血液の流れが滞りやすい部分なので、
足の血行を良くすることは、全身の血流改善に効果的です!
具体的な温め方法ですが、最初にお伝えしたお腹まわりを温めるには、腹巻や蒸しタオル、カイロなどで温めるのがおすすめです。
腹巻も可愛いデザインのものがたくさん売っているので、この機会に購入しても良いかもしれませんね。
そして、足を温めるには、半身浴や足湯がおすすめです。
そしてふくらはぎのマッサージも良いですね。
足のだるさも解消できるし、一石二鳥ですね。
ぜひご自身に適した方法を見つけて続けてもらいたいです。
血行促進対策その2 適度な運動を行う
ご存知の通り、妊娠中は激しい運動は禁物です。
ですのでおすすめはやはり散歩やマタニティエクセサイズ、水が嫌でなければ水中散歩なんかですね。
血行促進対策その3 ストレスを溜めない
ストレス解消にはイロイロな方法がありますが、ここでは妊娠中に少しでも快適に寝る方法をご紹介します。
妊娠中は眠くなることも多いですが、お腹が大きくなってくると寝る態勢にも気を使いますよね。お腹を下にして寝るのにはちょっと抵抗があるものです。
しかし、特に妊娠中期から後期にかけては、仰向けで寝ることを避けたほうが良いんですよ。
なぜなら、この時期の妊婦さんは仰向けで寝ることにより、「仰臥位(ぎょうがい)低血圧症候群」という症状をを引き起こす可能性があるようです。
「仰臥位低血圧症候群」とは、大きくなった子宮が下大静脈を圧迫することによって起こります。
下大静脈とは背骨にある血管で、心臓に戻る血液が流れている血管です。この血管が圧迫されると心臓に戻る血液の量が減り血圧が下がり、からだの酸素が不足してしまいます。
あくび、嘔吐、悪心などの症状が現れた場合は酸欠状態になっているため至急寝る姿勢を変えてください。
妊娠中におすすめの寝方
あまり聞き慣れない言葉ですね。
シムス位とは図のような左向きに横になり、右足を軽く曲げ、左足を伸ばし手寝る方法です。
抱き枕やクッションなどを使うとより楽に寝ることができると思いまので、是非試してみてください!
刺激を避ける
刺激で気を付けることは、まず締め付けによる刺激です。
妊娠中に締め付けの激しい下着などは避けるほうが良いでしょう。
また、日焼けもお肌を刺激させてしまうので外出するときは日焼け対策もしっかり行いましょう。
それと、妊娠中の脇などの黒ずみ対策としては直接影響は及ぼさないのですが、
妊娠中におすすめの行動をいくつかご紹介します。
姿勢を正す
妊娠が進むにつれて子宮が大きくなり、重心が前方に行きます。
そして妊婦さんは倒れないようにしようと反り気味の態勢になります。それを腰で支えるため、腰痛を訴える方が多いです。
妊娠中にはなるべく正しい姿勢を心がけてほしいです。
妊娠中の正しい姿勢
しかし、妊娠中の正しい姿勢とはどのようなのでしょうか?
立っている時と座っているときのバージョンでご紹介します。
■立っているとき
ずばり、まっすぐ立つです!そのまんまですみません。。。
ポイントとしては頸をまっすぐ伸ばし、下腹を引っ込めるとまっすぐ立ちやすいです。
■座っているとき
深く椅子に腰掛け、背もたれのある椅子に座りまっすぐ座のが良いです。
柔らかい椅子やソファに座るのは、猫背になりやすいので避けたほうが良いですね。
床にそのまま座る場合は、あぐらの姿勢がおすすめです。
妊娠中は必要な栄養素もしっかりと摂取しよう!
妊娠中には、必要な栄養をを摂取することも不可欠ですね。
一覧をグラフにまとめます。
栄養素 | 効果 | 摂れる食物 |
葉酸 | 赤ちゃんの発育促進 | モロヘイヤ ほうれん草 ブロッコリー アスパラ |
鉄分 | 赤ちゃんの血液を作る | ごま しじみ 黒砂糖 |
カルシウム | 赤ちゃんの骨を作る | モロヘイヤ ケール チーズ 牛乳 |
DHA/ EPA | 赤ちゃんの脳の発育 | サバ サンマ イワシ |
ビタミンC | 葉酸や鉄分の吸収を促す | キウイ ブロッコリー レモン 芽キャベツ |
ビタミンK | 赤ちゃんの骨を丈夫にする 出血を抑える |
カットわかめ モロヘイヤ 納豆 |
ビタミンB6/B12 | つわりを和らげる | アーモンド 納豆 |
まとめ
ここまでいろいろとウンチクを書きましたが
脇の黒ずみが妊娠中に気になって悩んでおられる方へ、結論を言うと『あまり心配しなくて大丈夫です!時間が解決します!!』ということです。
ですので、またノースリーブを着ることができるんです!!
これからもまたおしゃれを楽しむことができますね!!
良かったです・・・。
ただし、本日の記事では黒ずみのケア方法と、そしてもっと大切な健康に妊娠中を過ごす方法を記載しました。
今日の記事を参考にしていだたき、母子ともに健康な出産を無事迎えてくださいね。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!