脇毛をしっかりと処理しているはずなのに、黒ずみが気になるという人は少なくありません。
脱毛サロンも増えていて、セルフでできるムダ毛処理用のアイテムも増えています。
それによって、毛の処理で悩むことはなくなっても、脇の黒ずみが気になりやすくなっていると考えられます。
そんな脇の黒ずみには、ビタミンCが効果的だと話題になっているので興味を持っている人も多いでしょう。
今回は、脇の黒ずみを改善するためのセルフケアや美容クリームを選ぶ特にチェックしたい成分について解説していきます。
目次
なぜ脇が黒ずんでしまうのか?
はじめに、脇が黒ずんでしまう原因からみていきましょう。
摩擦や刺激
脇は、下着や服にが擦れることによって摩擦が生じ、刺激を受けやすい部位です。
外部からの刺激によって、メラニン色素が生成されやすくなってしまうので、脇は黒ずみやすい部位だと言えます。
摩擦や刺激は毎日のように脇の肌に与えられるため、色素沈着もしやすいです。
毛の剃り残し
毛の剃り残しがある場合も、脇が黒ずみやすくなってしまいますし、自分で処理をすると「埋没毛」が生じやすくなります。
埋没毛があると、それ自体が黒ずみのように見えてしまうので注意しなければいけません。
乾燥している
乾燥肌になっていると、その分ダメージを受けやすくなってしまいます。
乾燥肌だと外部からの刺激も強く受けてしまうので、きちんと保湿ケアをしましょう。
汚れが残っている
汚れが残っている場合も、黒ずみの原因になってしまいますし、しっかり洗っているつもりでも洗い切れていない可能性があるので、丁寧に泡で洗うようにしましょう。
また、角質が溜まることも黒ずみの原因になるので、きちんとケアをする必要があります。
加齢も原因の1つ
年齢を重ねるごとに、肌のターンオーバーが正常に行われにくくなります。
の黒ずみを改善するためのセルフケア
まずは、黒ずみを改善するために役立つセルフケアの方法からみていきましょう。
摩擦対策をする
脇が黒ずんでしまうのは、摩擦による影響が大きいのですが、どうしても脇は洋服などで擦れてしまう場所なので、日常生活を送るうえで発生する摩擦は避けられません。
しかし、少しの工夫で、わき毛を処理する際の摩擦は軽減することは可能です。
毛を剃ったら、化粧水や乳液で肌を労わることも重要で、十分な保湿は皮膚への負担を最小限に抑えてくれます。
紫外線対策をする
脇は紫外線にさらされにくいので、日焼け止めを塗る人は少ないと思います。
紫外線によるダメージを受けたら、保湿ケアを丁寧にしておきましょう。
剃刀や毛抜きはできるだけ使わない
剃刀や毛抜きを使うと、肌への負担が大きくなってしまったり、剃刀だと根元が残ってしまいますし、毛抜きは埋没毛の原因を作り出してしまいます。
お風呂では優しく洗う
脇は皮脂や汚れが溜まりやすい場所でなので、つい、ごしごしと洗いたくなってしまいますが、優しく洗わないと黒ずみができる原因となってしまいます。
石鹸などを使用するときは、泡立てネットなどを使ってしっかりと泡立ててから、優しく洗うようにしましょう。
ビタミンC誘導体が含まれた化粧品を使う
脇の黒ずみはメラニン色素が沈着することが原因となるので、メラニン色素の沈着を抑えることがポイントになります。
美白ケアに有効とされる化粧品にはビタミンC誘導体が含まれているものが多いので、自分に合っているケアアイテムを選ぶと良いでしょう。
美容クリームを使うなら成分をチェックしておこう
脇の黒ずみを改善するために、美肌効果が期待できる美容クリームを使いたいと考えている人も多いでしょう。
そこで続いては、美容クリームを選ぶ際にチェックしておきたい成分について解説します。
トラネキサム酸
トラネキサム酸は、アミノ酸の1種で、炎症の原因となるプラスミンを抑制する効果を持っています。
メラニン色素の沈着によって起こる脇の黒ずみにも、効果が期待できる成分だと言えるでしょう。
ビタミンC
ビタミンCは、コラーゲンを合成して正常な毛細血管を維持する働きを持ちます。
ビタミンB2
ビタミンB2は、皮膚の再生や保護、維持に役立つ成分で、肌にとって必要な栄養素の1つだと言えます。
肌のターンオーバーをサポートする働きもあるため、黒ずみが気になる人にもおすすめの成分です。
ビタミンB6
ビタミンB6は、ビタミンB2と同じように肌のターンオーナーを促してくれる成分なので、黒ずみの改善に役立つと考えられます。
ビタミンB6は、赤身の魚や、ヒレ肉・ささみなどの脂が少ない肉類に多く含まれています。
ハイドロキノン
ハイドロキノンは、肌に付けることでシミやくすみ、黒ずみを改善する美白還元作用が期待できます。
日本ではまだ、ハイドロキノンの効果がそこまで知られていませんが、海外ではシミ治療の後にハイドロキノンが配合されたクリームを使用したりしています。
ハイドロキノンが配合されている美肌クリームを使って脇の黒ずみ対策をしている人もいますが、肌質によってはハイドロキノンが肌に合わない場合もあるので注意が必要です。
脇の黒ずみは、露出が多くなる夏に向けて気になる部分ですが、すぐに改善することは難しく、長いスパンでケアをすることが必要となります。
改善するために、黒ずんでしまう原因を知るだけではなくセルフケアの方法も理解しておくことが重要です。
さらに、美肌効果が期待できるビタミンCなどの成分が含まれているスキンケアアイテムを使うこともポイントになるでしょう。
脇の黒ずみが気になっているけどどうすれば良いのか分からないという人は、当記事を参考にしながらセルフケアをしてみてください。