気になるワキの黒ずみ。
綺麗にしたくても黒ずみを起こしてしまっていると、簡単には治らないのもやっかいな点ですね。
ワキを露出しがちな、夏は特に悩んでしまう人も多いことでしょう。
ワキの黒ずみのない夏、どうにか迎えたいものね・・・。
今回はワキの黒ずみの原因をおさらいしながら、ワキに美白化粧品を用いた黒ずみケアをご紹介します。
効果的な美白成分4つを使って、ワキもしっかり美白ケア!
普段からの美白ケアとしても、できてしまった黒ずみケアとしても効果的な成分を知っておくことは重要です。
目次
ワキが黒ずむ原因
ワキの黒ずみはメラニン色素によるもの。
また、ワキの毛穴に皮脂汚れや角質が溜まることも原因になります。
メラニン色素は、お肌に刺激が加わると発生するもので、本来はお肌が自分自身を守ろうと生成するものです。
ムダ毛を綺麗にしたいだけなのに、私のワキは防衛しすぎなのよ・・・。
ワキはムダ毛処理や摩擦など、とても刺激を受けやすい部位であるのと同時に、皮膚も薄くてデリケート。
そのため、全身の中でも色素沈着や黒ずみを起こしやすい部位といえます。
また刺激や摩擦でワキの皮膚の角質が厚くなると、これも黒ずみの原因に。
刺激を受けたお肌は、正常なターンオーバーが出来なくなってしまうのです。
女性は生理や妊娠によってホルモンバランスが変化することでも、一時的なワキの黒ずみを起こすことがあります。
あくまで一過性のものですが、気になる人も多いようです。
ワキのムダ毛処理は黒ずみを起こす大きな要因のひとつです。
ワキの黒ずみが悪化する理由
5つの項目にわけて注意点をまとめます。
1.ムダ毛の自己処理方法
ワキのムダ毛は、誰もが一度は自己処理の経験があるはずです。
でも、そのアフターケア、ちゃんとできていますか?
カミソリや毛抜きなどで自己処理した後のワキは、軽い炎症を起こしている状態といっていいほど、デリケートに。
自己処理をしたら、すぐに冷やして保湿ケアを行うことが重要です。
また湯船に浸かってからカミソリを使うと、柔らかくなりすぎたワキの肌に大きなダメージが。
本来、ワキの自己処理は入浴後肌の状態が落ち着いてから行うのが正解。
お手軽だけど、これは黒ずみを自ら作っている行為よ!
二度手間感は否めないけど、入浴後ゆっくりムダ毛を処理しましょ。
2.サイズの合わない衣類
人は歩くとき手を振っています。
この動作もワキに摩擦という刺激を与える原因に。
その他一日中、ワキには意識しない動きの中でも摩擦が起きているのです。
黒ずみを防止するためには、摩擦もなるべく起こさないようにすることが重要です。
きつい下着や衣類はなるべく避けるようにしましょう。
ワキを締め付けるデザインが多いから、つけたあとは腕を動かして摩擦チェックするといいわ。
3.制汗剤の多用
ワキ汗やニオイが気になるからと、制汗剤を多用するのも黒ずみを悪化させる原因になります。
とくにスプレータイプの制汗剤は使い方に注意が必要です。
刺激の強い成分が入っている物は避けましょう。
消臭効果の期待される塩化アルミニウムは、お肌への刺激が強いので要注意。
肌荒れを起こすこともあります。
あれもワキには大きな刺激になるから、使い方には注意よ。
4.食生活の乱れ
ワキの黒ずみと食生活の乱れが関係しているというとびっくりする人もいるかもしれません。
でも、ワキの黒ずみを改善するにはインナーケアも重要なのです。
欠かせないのはメラニン色素の生成を抑え、美肌へと導くビタミンCや新陳代謝を活発にするビタミンEを意識的に摂取しましょう。
5.睡眠不足
ワキの黒ずみを悪化させないためには、お肌のターンオーバーを正常化させることが必要です。
そのためには、しっかりと睡眠を取ることが重要です。
きちんと古くなった角質をターンオーバーするためにも、良質な睡眠をしっかりとりましょう。
食生活も睡眠も、綺麗な子はきちんとしているのが世の常ね。
ワキの黒ずみに効果的な美白成分4つ
ワキにも美白化粧品は効果的だといえますが、どんな成分が黒ずみ改善に適しているのでしょうか?
一般的に黒ずみ解消に効果があるといわれる4つの成分をまとめます。
1.ハイドロキノン
シミの治療などでも知られているハイドロキノン。
実はコーヒーやブルーベリーにも含まれており、紫外線からのダメージを防ぐ効果があります。
日本では含有量2%までは厚生労働省が許可しているので、化粧品などにも使用されています。
さらに含有量の多いハイドロキノンを使用したい場合には、病院やクリニックで処方してもらうしかありません。
しかし、ハイドロキノンの含有量が5%になると、発がん性があるという実験結果もあります。
市販のハイドロキノン配合の化粧品なら心配はいりませんが、含有量には注意しましょう。
とても強い成分なので、含有量によっては必ず医師の診断の元に使用してね。
2.トレチノイン酸
ハイドロキノンとならび、黒ずみ治療に多く用いられます。
アメリカではシミ以外にもニキビの治療薬として使用されています。
日本では認可されていないものの、多くの美容皮膚科などではアメリカ製品を改良したものが使用されています。
トレチノイン酸には、角質を剥がすピーリング効果があり、毛穴の詰まりなども改善します。
さらに、皮膚の表皮部分の細胞分裂を促し、お肌の再生を行います。
そのため、毛穴の皮脂汚れ詰まりも改善し、美白効果を発揮します。
表皮部分だけでなく、真皮ではコラーゲン分泌も高めるので開いた毛穴の改善や、肌のハリ改善にも効果的です。
美容皮膚科へいかなくても、手軽に使用できるようになるといいわね。
3.ビタミンC誘導体
お肌に浸透しにくいビタミンCを、浸透しやすいように安定させたもの。
抗酸化作用や新陳代謝を促すだけでなく、すでに出来てしまったメラニンにも作用します。
また真皮でコラーゲン生成をサポートし、様々なお肌のトラブルを改善します。
皮脂分泌をもコントロールする作用があるため、さらなる乾燥を招いて敏感肌になってしまうことも。
ビタミンC誘導体は、肌質に合わせて量を調節しなければなりません。
お肌の乾燥も黒ずみを悪化させるから気を付けなくちゃ。
4.ルミキシルペプチド
ルミキシルペプチドは、ハイドロキノンと同じようにメラニン生成を抑制する働きを持っています。
名前は難しく科学的ですが、本来は天然由来のアミノ酸からできているたんぱく質です。
そのため肌にも大きな刺激は与えず、少しずつワキを美白していくことが期待できます。
医療機関専売品の配合化粧品もあります。
この成分も入手しやすくなるといいわね。
ワキは美白化粧品で白くなる?
黒ずみ改善に効果のある美白成分はわかってきました。
では、どのようにケアすることでワキを美白することができるのでしょうか?
もちろんムダ毛の自己処理方法には注意して、しっかりと美白ケアしていきましょ。
ワキの美白ケア方法
いきなりこすり洗いをするのではなく、洗う前に一旦湯船につかるなどしてワキの毛穴を開くようにします。
ボデイーソープや石鹸をしっかりと泡立てたら、泡でやさしくワキを洗います。
摩擦を起こしては黒ずみを悪化させてしまうので、あくまで優しく洗うことがポイントです。
ナイロンタオルは決して使用しないでください。
美白化粧水で保湿して、美白美容液、美白クリームで仕上げるのが効果的です。
しっかりと美白成分の含まれた化粧水で保湿しても、しっかりと「蓋」をしなくては意味がありません。
美白成分を浸透させる意味でも、「油分」でしっかりとコーティングすることを忘れずに。
ワキの美白ケアまとめ
ワキの美白ケアに、顔にも使用できる「美白化粧品」を使用するのはおすすめケアのひとつといえます。
シミの改善に効果のあるコスメならワキの黒ずみも改善してくれるでしょう。
ワキの黒ずみは、入念な保湿ケアによりターンオーバーが整うことで、徐々に改善され美白にもつながります。
しかしながら、この方法はコスト的に高く感じるひとも多いでしょう。
ワキにはワキ専用の美白クリームなどもあるのでチェックしてみるのもいいでしょう。
ワキの黒ずみは悩んでいる人も多い分、沢山のケアコスメが販売されています。
保湿効果に優れた製品や、美肌成分を凝縮したものも多いのが特徴なので、美白効果にも期待が持てますね。