脇汗による汗ジミやニオイを気にするあまり、夏のオシャレを心から楽しめていない方はたくさんいます。
毎日洗濯をしていても、いつの間にか服に黄ばみや黒ずみが付着していることもあるでしょう。
そのため、汚れるのを気にしてお気に入りの服を着て出かけられないということもあります。
そこで今回は、脇汗による黒ずみを気にせずオシャレを楽しむために、夏の脇汗対策についてご紹介します。
思いっきり夏もオシャレを楽しみたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
脇汗で悩んでいる女性は多い!
暑さが厳しくなる夏は、汗に関する悩みが増えてきますが、特に多くの女性が気にしているのは、脇汗による悩みです。
日々の洋服選びも一苦労しますし、電車で通勤している方は腕を上げてつり革を掴むのにも抵抗を感じるのではないでしょうか?
また、脇汗は服に付着すると黒ずみや黄ばみの原因となるため、夏にオシャレを楽しむことを諦めてしまっている方も少なくありません。
次第に、汚れてもいいような服を選ぶようになり、夏のオシャレが全く楽しめないという事態を招いてしまう恐れがあります。
自立神経が影響している
脇汗は、発汗を司る交感神経が過度に反応しやすいことが関係していると言われています。
3種類の汗
人には、体が暑さを感じて汗をかく「温熱性発汗」と、緊張やストレスによる「精神性発汗」があります。
また、発汗を促す辛い食品を食べた時にでる汗のことを「味覚性発汗」と言い、辛み成分が口の中の粘膜にある温度センサーを刺激することによって発生します。
辛み成分が強すぎる場合、汗だけではなく痛みを感じることもあり、自立神経が影響していることもありますが、汗をかく原因には個人差があります。
夏は脇汗対策をしてオシャレを楽しむ
汗によって服に付着した黒ずみは、周囲の目を気にしてしまう原因となったり、洗濯では汚れが落ちなかったりする可能性があります。
制汗剤を使う
対策としておすすめなのが、汗を抑制してくれる制汗剤です。
汗をかいている場合は、その都度拭き取るのが理想的ですが、外出時はどうしてもその回数が減ってしまいます。
汗拭きシート
しっかり対策をしていても、場合によっては汗をかいてしまうことがあります。
そのような場合には、汗を拭きとるための「汗拭きシート」を用意しておくと良いでしょう。
脇汗パッド
制汗剤や汗拭きシートでは対応しきれないという方は、脇汗パッドを活用してみてはいかがでしょうか?
消臭効果があるものやパッドの色に気を遣っているものなど、最近では様々な種類の商品が販売されています。
汗を吸収してくれるインナー
脇汗で悩んでいる方は、インナー選びにこだわってみると良いでしょう。
汗を吸収してくれるインナーは、体温調節機能をサポートしてくれるので、暑さが厳しい夏にインナーを着ていても苦に感じることはありません。
生活習慣の改善も必須
ここまで、多くの女性の頭を悩ませている脇汗を対策する方法についてご紹介してきました。
しかし、どの方法を試しても脇汗がなかなか改善されないという方もいるでしょう。
有酸素運動を取り入れる
気軽にできる有酸素運動を日常生活の中に取り入れ、習慣化するとニオイが発生する汗をかきにくくなります。
現代人は、冷房がある環境下で生活しているため、運動不足で汗をかく機会が失われている方がとても多いです。
定期的に汗をかいて汗腺トレーニングを行うことで、衰えた汗腺は本来の機能を取り戻すので、脇汗の嫌なニオイには、日々の有酸素運動が効果的です。
食生活を見直す
ニオイの原因となっている食べ物は、主に動物性のタンパク質となります。
特に、アポクリン腺が分泌する汗は、汗特有のニオイのもとになる成分が含まれています。
汗の嫌なニオイ改善するためには、ビタミンEやビタミンC、カテキン、ポリフェノールなどの「抗酸化食品」、乳酸の発生を抑制する海藻類や梅干しなどの「アルカリ食品」が有効です。
また、腸内でニオイ物質の発生を抑制する、食物繊維やオリゴ糖などの「腸内環境を整える食品」も効果的です。
栄養バランスに気を遣いながら、ニオイケアに効果が期待できる食生活を意識してみましょう。
ストレスを溜めない
日常的にストレスを抱えたまま生活をしていると、精神性発汗が働きやすくなります。
これがニオイを強くする要因になっている可能性があるため、さらに悩んでストレスが溜まってしまう可能性があります。
ニオイの原因を作らないためにもその悪循環を断ち切って、こまめにストレスを発散することが重要です。
脇汗が気になってしまうという女性は、ぜひ今回ご紹介した対策方法を試したり、生活習慣を改善したりしてみてはいかがでしょうか?
工夫して脇汗を対処することによって、お気に入りの服に黒ずみが付着してしまうようなことも防げます。
汗は人間が健康に生きていくために欠かせないものですが、できれば誰もが気にせずに過ごしたいと思うでしょう。
脇汗対策は、自身の体質やライフスタイル、着る服に合わせて行いましょう。