脇の黒ずみができて、悩んでいる人。
薄着の季節になる度に焦ってはいませんか？

脇の黒ずみは、できた原因を知ることが大前提。
適したケアをしなければ、黒ずみが解消することはないのです。

今まで、どうやって脇の黒ずみを消せるのか、と悩んでいた人必見！
脇の黒ずみを解消する方法をまとめます。

脇の黒ずみは自宅で解消できる

最初に希望が持てる情報をひとつ。
脇の黒ずみは、自宅でのケアでこんなにきれいに解消することができます。

綺麗な脇になるまでには、もちろん個人差はありますが、おおよそ3か月から半年で脇の黒ずみは綺麗になるはず。
ターンオーバーが促され、黒ずんだメラニンたっぷりの皮膚が剥がれ落ちれば・・・。

もちろん、間違ったケア方法や脇の黒ずみの原因になる行為を続けていては意味がありません。

綺麗な脇にするためにも、しっかりこの記事の内容をチェックしていってくださいね。

脇の黒ずみの二大原因

脇の黒ずみは、大きく分けて2つの原因からできるといわれています。

①メラニン色素による色素沈着
②汚れや皮脂などの毛穴詰まり

メラニン色素は、皮膚が刺激やダメージを感じたときに作り出されるものです。
摩擦や刺激、紫外線ダメージなど、皮膚はダメージを受けたとたんメラノサイトを活性化させて、メラニン色素を作り出すように動き出してしまいます。

もともとこれは皮膚の自己防衛本能。
皮膚を黒くし、厚みを持たせることで、自分自身を外部刺激から守ろうとしているのです。

毛穴詰まりは、汗をかきやすく皮脂分泌も多いという脇の構造上、なかなか予防することが難しいかもしれません。

特に制汗剤を使用している人は、毛穴に詰まった粒子はなかなか落ちないので気を付けましょう。

毛穴詰まりには、オイルクレンジングが効果的。
毛穴に詰まった皮脂や汚れが酸化を起こして真っ黒になってしまう前に、オイルでやさしくオフしていくようにしましょう。

注意しておきたい5つのポイント

1：ムダ毛処理

日ごろからカミソリや毛抜きでムダ毛処理をしているという人は、注意が必要。
カミソリなら、皮膚に小さな傷をつけてしまいますし、毛抜きならムダ毛を引き抜く力によって、毛穴に大きなダメージを与えています。

そして、ムダ毛処理後にきちんと保湿ケアをしているという人は少ないもの。
実は、ムダ毛処理後のアフターケアを怠ることも、皮膚のダメージを増長し、脇の黒ずみを作る原因となってしまいます。

ムダ毛処理は、カミソリや毛抜きを使わないのがおすすめ。
電気シェーバーでのムダ毛処理が最もお肌に負担をかけません。

カミソリや毛抜きでのムダ毛処理はトラブルの原因になることばかり。
脇の黒ずみが気になっている人は、真っ先にやめてほしい行為です。

 

2：摩擦

脇は皮膚が薄い上に構造上、日々の何気ない動作でも摩擦を起こしています。
サイズの合わない下着や洋服を身に着けていると、脇の黒ずみが悪化してしまうことがあります。

そして、注意したいのが、脇の黒ずみを解消したいからと過度にピーリングを行ったり、スクラブなどでこすり洗いをしたり、脇の皮膚に大きなダメージを与える行為をすること。

重曹パックなどは、ネットの口コミでも脇の黒ずみに効果があると言われていますが、実際には、毛穴の汚れを取ることに向いているというくらいのものです。

摩擦はメラニン色素を作り出すきっかけになってしまいますから、黒ずみを起こしている脇ならなおさら、丁寧にやさしく扱うようにしましょう。

3：制汗剤

脇汗を抑制しようと、制汗剤を多用していると、脇の黒ずみができやすくなります。
スプレータイプは脇の皮膚に刺激を与えるだけでなく、細かな粒子が毛穴につまり、落としにくくなる傾向があります。

脇汗は、蒸発するときに大事な皮膚の水分まで奪っていくため、こまめに拭きとることが重要。

乾燥がすすめば、黒ずみも悪化してしまうので気を付けましょう。

脇汗は、濡れたタオルでふき取るのがベスト。
乾いたタオルやハンカチでふき取ると、さらに脇汗をかきやすくなります。

 

 

また、最近ではデオドラントシートも人気となっていますが、制汗剤のように粒子がついているものも多いので、毛穴詰まりの原因になりかねません。

脇汗はシンプルなウエットシートや、あかちゃんのおしりふきなどでふき取るほうがいいでしょう。

4：ホルモンバランス

女性とホルモンバランスの結びつきはとても深いもの。
妊娠中に脇やデリケートゾーンの黒ずみに悩まされる人も少なくはありません。

実は、女性ホルモンによっても、メラニンが生成されやすくなるということがあります。

妊娠中はバストトップの色も濃くなりますが、これもメラニンの働きによるもの。
一説では、まだ目のよく見えていない赤ちゃんが母乳を飲みやすいように色が濃くなる、などともいわれていますが、実際のところは明らかになっていません。

ホルモンバランスの影響による脇やデリケートゾーンの黒ずみは、時間の経過とともに自然に解消されていくのがほとんどです。

妊娠中、産後は焦らずに、あまり気にしすぎなくてもよいでしょう。

ただし、過度のストレスや不規則な生活習慣が原因で、ホルモンバランスを崩していたら要注意。

規則正しい生活をし、ストレスも発散できるよう促していきましょう。

また、良質な睡眠をとることも重要です。

5：紫外線

脇はノースリーブでも着ない限り、直接紫外線があたらないじゃない。
そう思うのは間違いです。

紫外線は目からも侵入し、紫外線が目から入るとメラニン色素を作り出すよう指令が出てしまいます。

そのため、サングラスや日傘、帽子などの紫外線対策は脇の黒ずみ予防にも効果があります。
直接紫外線にさらされなくても、ダメージを受けるものだということを覚えておきましょう。

脇の黒ずみはワキガの証拠？！

脇が黒ずみを起こしているからといってワキガであるということはありません。
ただし、ワキガ体質の人が脇の黒ずみを起こしやすいという傾向はあるのは事実。

ワキガ体質の人は、日ごろから制汗剤などを使用する機会も多く、使用回数も多い傾向にあるので、黒ずみを作りやすくしてしまうのです。

反対に、黒ずみを起こすと臭くなるのでは？
と体臭の変化が怖いと考える人も多いようですが、脇の黒ずみが起きたからといって臭くなるということもありません。

ワキガ体質の場合には、過度の制汗剤の使用よりも、効果的なボディソープやせっけんなどでのケアに力を入れたほうがいいです。

脇脱毛すれば黒ずみ解消できる？

脇脱毛をすることで脇の黒ずみが解消した、という声はとっても多いです。
これは、脇脱毛することで日々のムダ毛処理がなくなり、ダメージを受けにくくなるから。

あまりに重度の脇の黒ずみの場合には、メラニン色素に反応する脱毛器自体がうまく働かなくなることもありますが、数回照射を受けただけでも、目に見えてムダ毛の量は減っていくため、徐々に脇の状態も良くなっていきます。

もちろん、脇脱毛するだけで脇の黒ずみが解消するとはいいきれません。
その間に、黒ずんだ脇のケアもしっかりとしていくことが大前提です。

脇の黒ずみ解消の正しいケアとは

1：食生活の改善

私たちの体は、言うまでもなく私たちの食べた物でできています。
脇の黒ずみ解消も、まずは食生活の見直しから。

お肌に必要なビタミン群、ビタミンＣ、ビタミンＡ，ビタミンＢ6などは積極的に摂るようにしましょう。

つまり、一般的に顔を前提とした「お肌によい食生活」をするということ。
豊富なビタミン摂取で、肌のターンオーバーが促されることで、黒ずみを起こした脇の皮膚の生まれ変わりもスムーズに。

そして、健康的な食習慣は、黒ずみの予防ケアにもなります。

2：衣類の見直し

自分が身に着けている下着や衣類の素材をチェックしてみましょう。
サイズがきちんと合っていること、化学繊維のものばかりでないことを確かめてください。

化学繊維の衣類は増えていますが、天然素材に比べると、肌への負担や摩擦は大きいので注意しましょう。

通気性もよくないので、脇の汗対策にもよくありません。

3：ムダ毛処理はプロか電気シェーバー

脇の黒ずみが目に見えてできてしまっている場合には、ムダ毛処理はプロの手にゆだねるか、電気シェーバーで行うようにしましょう。

しかしながら、脇の黒ずみに悩む人は、脇のムダ毛が濃い傾向にあることも。
電気シェーバーでは綺麗にケアしきれない、という人も多いかもしれません。

 

除毛クリームなどもありますが、ムダ毛よりも肌への負担が懸念されるので、脇の黒ずみが酷い場合には避けておいた方がいいでしょう。

毛抜きやワックスに関しては、応急処置！というイメージで。
目立つムダ毛だけを一時的にケアするものと考え、普段は使用しないようにしましょう。

4：脇の清潔を保つ

黒ずんだ脇の皮膚を健康な状態へ、綺麗に解消したいなら脇の清潔を保つように心がけましょう。

・脇汗はこまめに拭く
・お風呂で綺麗に洗う

お風呂でも決してこすり洗いはせずに、たっぷりの泡で優しく洗っていくようにしましょう。
湯舟であたたまってから洗うのが効果的です。

5：脇もしっかりと保湿ケアを

脇の保湿ケアを毎日しているという女性はどれくらいいるのでしょうか？
ムダ毛処理はするけれど、あとは放置！

という人も少なくないのでは？

脇の皮膚はとても薄く、デリケートなもの。
実は体のどの部位よりも日々保湿ケアを必要としているのです。

脇の保湿ケアに適しているものは？

1：ニベア

脇の黒ずみがすでにできている場合には、ニベアでの黒ずみ解消を期待してはいけません。
しかしながらニベアは高い保湿力を持っていますから、黒ずみ予防、乾燥肌対策、としては効果が期待できます。

2：ココナッツオイル

健康ブームで大人気のココナッツオイルも、脇の黒ずみ解消に効果があるといわれています。
こちらも実際には、黒ずみ予防にはなるものの、すでにできてしまった脇の黒ずみには効果が期待できません。

3：美白化粧品

顔用の美白化粧品なら、脇の黒ずみにも効果がありそう、と考える人は多いようです。
確かに、保湿効果と美白効果を併せ持つ美白化粧品なら、黒ずみケアにも適していそう。

しかしながら、脇は顔に比べると雑菌繁殖も激しいので、顔用コスメでは太刀打ちできないという側面も。

あくまで予防ケアには、美白化粧品も使用できますが、こちらもできてしまった脇の黒ずみにはあまりおすすめできません。

できてしまった脇の黒ずみを解消するには

上でも紹介したような、自宅にありそうなグッズでも「保湿ケア」だけはできます。
問題は、既に黒ずみを起こしている脇の皮膚を綺麗にすること。

脇の黒ずみは、専用に開発された「黒ずみ解消クリーム」でケアするのが近道です。

黒ずみ解消クリームは、手軽にドラッグストアで購入できるものもありますが、安価な反面配合成分は少なめ・・・

本気で脇の黒ずみを解消したいなら、通販品の方が成分濃度も高く、効果を感じやすいと言えます。

さらに、厚生労働省が効果を認めた成分が配合されている「医薬部外品」を選ぶとよいでしょう。

脇の黒ずみ解消　おすすめクリーム

この写真は私の実際の脇の写真です。
自宅のクリームケアで脇の黒ずみを解消するまで四苦八苦。

効果重視で3つの黒ずみ解消クリームを紹介しておきますね。

医薬部外品アットベリー

私の脇の黒ずみは、医薬部外品のアットベリーで解消しました。
およそ3か月ほどかかりましたが、今では黒ずんでいたことも忘れるほど。

最初の1か月は塗っても塗っても変化を感じることができず、投げ出したくなりそうなことも。

でも、ダメージを受けた肌のターンオーバーはとても時間を要するため、まずは肌自身に「もうターンオーバーして柔らかい肌が出てきても大丈夫！」と思わせなくてはならないわけです。

アットベリーは、脇だけでなく全身の黒ずみケアに使用可能。
さらに、デオドラント効果もあるので、制汗剤は使用しなくてよくなります。

クリームというよりは、ゲルなのでベタつかず、塗りやすいのも◎！
黒ずみが解消してからも、日々使っています。再発予防！

医薬部外品ピューレパール

ピューレパールはアットベリーと並ぶ人気の黒ずみケアクリーム。
グレードアップして、リニューアル！ポンプタイプになりました。

ポンプタイプはエアレスで衛生的だし、持ち運びもしやすい。
水溶性プラセンタなど、顔用美容液のような成分にも注目です。

医薬部外品スウィープホワイト

配合されている成分には、黒ずみ解消に期待できるものがぎっしり！
まだまだ新しい製品なので、口コミも少ないけれど今後の人気に期待大。

ちょっぴりお値段は張るけれど、それこそお値段以上のパワーを秘めている可能性があります。

脇の黒ずみ解消　まとめ

脇の黒ずみは、気が付いてびっくりして、焦りだす！という人が多いようです。
特に寒い季節はそうそうまじまじと自分の脇の下なんて見ないかもしれません。

日々、自分でムダ毛処理を繰り返してきた、という人は圧倒的に脇の黒ずみを起こしていることが多いです。

ムダ毛処理は、やはり脇の黒ずみの原因の筆頭株。
まだいいか、と先延ばしにせずに、プロに委ねるかムダ毛処理の方法を一刻も早く改善しましょう。

そして、黒ずみが解消しても脇の保湿ケアは絶対にやめないようにしましょう。
一度起こった黒ずみは、再発する危険性大！

入浴後は顔と同じようにしっかりとケアするようにしていきましょう。
女性なら、顔と脇だけどいわず、全身しっかりと保湿ケアをしてつるすべ肌を維持したいもの。

美しい肌にさぼっている時間などないのです。
そしてじっくりガマンの3か月。
あきらめずに継続してケアすることで、脇の黒ずみはきれいに解消できますよ。