脇の黒ずみに効くケア、知りたくありませんか?
そして、日ごろ気をつけておくべき行動もチェックしておきたいものです。
脇の黒ずみは一旦出来てしまうとなかなか綺麗にすることができません。
正確にいえば、綺麗にすることは可能なのですが、どうしても長期戦となり短期間で解決しないことから途中であきらめてしまう人が多いのです。
この記事では、脇の黒ずみに聞くケアと普段自然としてしまいそうなNG行動をまとめていきます。
目次
脇の黒ずみの原因
脇の黒ずみの原因は、いくつかあるものですが大半の方は脇のムダ毛の自己処理によって、脇の皮膚がダメージを受けたことが原因です。
そして、乾燥や摩擦もまた、脇の黒ずみの原因となります。
なぜ、ムダ毛処理や乾燥、摩擦によって皮膚が黒ずんでしまうのでしょうか?
外部刺激はメラニン色素を作り出す
ムダ毛処理や摩擦、紫外線などをひとまとめに外部刺激とするなら、外部刺激は皮膚を黒ずませる代表的な原因であるといえます。
皮膚は外部刺激を受けるとメラノサイトを活性化させ、メラニン色素を作り出すよう働き出します。
メラニン色素は、皮膚の表面に蓄積して皮膚を厚くし、さらなる外部刺激から皮膚自身を守ろうとしているのです。
ムダ毛処理にカミソリや毛抜きを使用していれば、当然脇の皮膚には大きなダメージがくわわります。
カミソリを何往復もさせていたり、カミソリの刃が古かったり、保管状況が不衛生だったり、と脇の皮膚への負担はありあまるほどあります。
毛抜きは、一見皮膚に影響がないように感じるひともいるかもしれませんが、毛穴からムダ毛を引き抜くには相当の力がかかっています。
そのため、皮膚の表面は問題ないように見えても、毛穴の中は炎症をおこしやすくなるわけです。
ムダ毛処理は薄い脇の皮膚にはダメージが大きすぎるため、脇の黒ずみに悩む女性が多いのです。
そして、ムダ毛処理後のダメージ肌はとても乾燥しやすくなります。
乾燥した皮膚は、バリア機能が弱まり外部刺激にも弱くなります。
そのため、さらに、脇の黒ずみを悪化させる原因に。
また、紫外線は脇に直接あたることはほとんどありませんが、紫外線は目から侵入しただけでも、メラニン色素を作り出す原因となります。
日焼けは、直接紫外線を浴びた部位だけとは限らないのです。
本当の紫外線ケアは、日焼け止めクリームを塗る、日傘をさす、などの外部的なケアを怠らないようにしましょう。
そして、目からの侵入を避けるためにも、サングラスはとっても有効なのです。
脇の黒ずみに効くケア
脇の黒ずみの原因をざっくりとまとめてみましたが、すでに脇が黒ずんでいる人は、すぐにでも適切なケアを知りたいですよね?
適切、かつ効果的な方法はあるのでしょうか?
1:ムダ毛処理の見直し
やはり、まず初めにしてほしいのがムダ毛処理の見直しです。
大きな負担がかかる行為の代表ですから、ここが脇の黒ずみケアの入り口といってもいいでしょう。
もしも、すでに脱毛など完了していて、ムダ毛の自己処理をしていないのに脇が黒ずんでしまったという場合には、以下の記事も参考にしてみてください。
カミソリや毛抜きは一切おすすめしません。
脇の黒ずみを綺麗にしたいのなら、自宅で行える最良の方法は電気シェーバーです。
電気シェーバーでは、綺麗にムダ毛処理をすることはなかなかできませんが、実際に皮膚に最も負担をかけないムダ毛処理は電気シェーバー。
どうしてもカミソリ・・・
という人は、普段は電気シェーバー、ここぞというときにカミソリでケアをするようにしましょう。
そして、カミソリ使用後はしっかりとアフターケアを。
クールダウンさせ、保湿ケアを入念に行なうようにしましょう。
自己処理をやめよう!
そう決意できる人は、迷わず脱毛サロンをおすすめします。
脱毛サロンで施術を受けると、うそのように脇の黒ずみが改善していきます。
ちなみに、これは私自身が体験したことであり、散々悩んだ脇の黒ずみがムダ毛の自己処理によるものだったことを明らかにしてくれたことでもあります。
数回通うと、するするとムダ毛が抜け落ちるようになり、徐々に自己処理は必要なくなっていきます。
そこでしっかりと保湿ケアも併用していくと、脇はみるみる綺麗になっていきますよ。
2:皮膚科の受診
脇の黒ずみを皮膚科やクリニックで治そうという人もいるようですが、高額になりがちな上に、同じ生活習慣をしていれば再度、脇の黒ずみが起こる可能性も高いことを知っておきましょう。
大事なのは一時的なケアではなく、継続していける「習慣づけたいケア」なのです。
3:黒ずみ解消クリーム
習慣づけたいケア。
それはまず第一にしっかりと保湿をすることが基本になります。
そして、専用の黒ずみケアクリームであれば、さらに美白成分や抗炎症作用が配合されているのでおすすめです。
日ごろ気を付けたいNG行動7つ
ムダ毛処理を見直したり、皮膚科を受診したり、保湿ケアをここがけてもNG行動を繰り返していればまた、脇の黒ずみはできてしまいます。
ここからは、無意識にしてしまいそうな日ごろ気を付けたいNG行動についてまとめていきます。
1:脇汗をかいたまま放置
脇はとっても汗をかきやすい部位ですが、脇汗の放置は黒ずみにつながります。
汗で水分たっぷりだから乾燥なんてしないでしょ、というのは間違い。
汗が蒸発するときには、皮膚の水分も奪ってしまうことから、脇は逆にとても乾燥しやすくなるのです。
脇汗は、乾いた布やタオルで拭くよりも湿ったタオルやウエットシートで拭いたほうが効果的です。
適度な湿り気を残したほうが、さらなる脇汗予防にもなるので覚えておきましょう。
2:化学繊維、サイズの合わない服
化学繊維の衣類や、サイズが合わない洋服を着ることも脇の黒ずみの原因になります。
よけいな摩擦を生みやすくなるのが理由です。
脇が直接あたる部位は、なるべくコットンなどの天然素材のほうがおすすめです。
通気性がよいものを意識的に選ぶようにしましょう。
3:紫外線を浴びたまま放置
紫外線を多く浴びたと感じた日は、ビタミンCの摂取をしっかりとしてください。
侵入してしまった紫外線をなくすことはできませんが、ビタミンCはアフターケアとしても優れています。
そして、紫外線を浴びた日は、保湿ケアも入念に。
しっかりと保湿をすることで、黒ずみを予防することにつながります。
4:脇をかく
脇がかゆいとき、かきむしるのはやめましょう。
かく、という行為は皮膚にとってはとても大きな刺激となります。
かゆみがある場合は、汗が原因か、もしくは乾燥しているということも考えられます。
かゆみを感じたら、放置せずに、この場合もまたしっかりと保湿ケアをしておきましょう。
5:ムダ毛処理
何度も繰りかえし書いてきたムダ毛の自己処理。
カミソリや毛抜きはすぐにでも使用をやめてほしいものですが、ワックスや除毛クリームなども皮膚への負担が大きいのでおすすめしません。
ムダ毛の自己処理は電気シェーバー。
脇の皮膚や毛穴への負担がかかる行為は絶対に避けておいたほうがおすすめです。
6:睡眠不足
睡眠不足は、自律神経に大きな影響を与え、ホルモンバランスの乱れの原因になることもあります。
寝る前の一時間半はスマホやPCなどをさわらず、ゆったりと過ごすように心がけましょう。
入浴も、就寝時間の一時間前くらいがベスト。
人間は体温が下がってくると、眠くなるため、このタイミングをうまく利用して良質の睡眠がとれるようにしましょう。
7:偏った食生活
肉食傾向が強かったり、脂っこいものばかり食べている、という人は野菜を多く摂取するよう意識するようにしてください。
食べ物はまさに、私たちの体をつくる原料のようなもの。
添加物にも気を付けながら、睡眠同様、健康的な食生活を心がけましょう。
脇の黒ずみに効くケアまとめ
脇の黒ずみに効くケアをまとめると、
・しっかり専用クリームで保湿ケアをする
以上が自宅でできるおすすめなケア方法です。
これだけ?
と思う人も多いかもしれませんが、これだけ、のケアをずっと継続させていくことこそが、もっとも重要です。
脇の黒ずみに気が付くと、今すぐ黒ずみを消したい!と考える人は少なくありません。
しかし、実際にはとても根気と時間が必要であることを忘れないようにしましょう。
よく、黒ずみ専用クリームを使ったけど効かなかったという口コミを目にしますが、1週間やそこら使用しても、肌がしっとりしてきた程度の変化しか感じられなくて当然です。
肌の生まれ変わりであるターンオーバーには、健康な若い肌であっても28日間かかるといわれています。
黒ずみをおこし、ダメージを受けた脇の皮膚は、その何倍もの期間を必要とします。
脇の黒ずみに効くケア、最も大切なのは自分自身の根気と言ってもいいかもしれません。