毛穴がぶつぶつして鳥肌のようになってしまう脇トラブル。
せっかくムダ毛を綺麗にしたつもりでも、鳥肌みたいな脇じゃ見せたくありませんよね。
脇の鳥肌はなぜ起こってしまうのでしょうか。
今回は脇の鳥肌の原因と治し方についてまとめます。
脇の鳥肌の原因
脇の肌が鳥肌のようになる理由、それはズバリ「脇のムダ毛処理」によるもの。
そして多くは「毛抜きの使用」が原因です。
毛抜きはムダ毛のみを掴み、抜くために肌へのダメージがかからないと思っている人も多いのですが、実はかなりのダメージを与える行為。
色素沈着などの脇の皮膚の黒ずみは、カミソリでのムダ毛処理によるものであることがほとんどですが、鳥肌にだけ関していえば、カミソリの方ができにくい、というのが正解です。
鳥肌がたつというメカニズムは、本来恐怖を感じたり、寒いときに発動します。
これはムダ毛のまわりの「立毛筋」という筋肉が「交感神経」の信号を受け収縮することでおこります。
脇のムダ毛処理を毛抜きで行っていると、立毛筋にも刺激を与えることとなります。
薄くてデリケートな脇の皮膚は、度重なる立毛筋の刺激によって鳥肌を作りますが、そのまま戻らなくなることがあるのです。
つまり毛抜きで脇のムダ毛を自己処理して綺麗にしているつもりでも、実は立毛筋に刺激を与え自ら脇の皮膚に鳥肌をつくっているというわけです。
そして毛抜きで脇のムダ毛を抜くと、毛穴の内側にあるはずの皮膚まで引っ張り出されてしまうこともあります。
これも同じように鳥肌の原因となってしまいます。
ちなみに、引っ張り出された毛穴内部の皮膚も、二度と元に戻ることはありません。
毛抜きが招く脇の皮膚トラブル
鳥肌ももちろん皮膚トラブルのひとつといえますが、毛抜きによって引き起こされるダメージは他にもあります。
1.埋没毛
ムダ毛を無理やり毛抜きで抜くと、当然毛穴の内部にも相当なダメージがかかります。
傷がついてしまえば、かさぶたができたり傷時代が癒着するので、次に生えてきたムダ毛が皮膚の下で成長することに。
これが埋没毛の正体です。
毛抜きでムダ毛を抜くと、根っこから抜けずに途中から切れてしまうこともありますが、これも埋没毛の原因に。
埋没毛は中で渦を巻いたりして、びっくりするくらい長く成長することもあります。
痛みが生じたり、赤いできもののようになることも多いので、埋没毛を無理やり引き出したくなるものですが、無理に皮膚を破って毛を出そうとすると、色素沈着を起こしたり皮膚に凹凸ができてしまう原因にもなります。
埋没毛は触らずにじっと経過を待つことがいいといわれています。
2.角栓
毛抜きでムダ毛を抜けば、おのずと毛穴は広がってしまいます。
そのため毛抜きでのムダ毛処理を繰り返していると、その広がった毛穴に皮脂汚れなどがつまり、角栓となってしまいます。
3.ニキビ・毛嚢炎
毛抜きによって毛穴の内部にできた傷に、菌が入れば炎症がおこります。
これが毛嚢炎。
毛嚢炎は、しこりのようになり治るのにも時間を要します。
症状はとてもニキビと似ていて、膿んでしまうことも。
痛みだけでなく、かゆみが出ることもあり、その跡が残りやすいのも特徴です。
4.脇の黒ずみ
私たちの皮膚が黒ずみを起こすのは、ダメージを受けた皮膚がメラニン色素を生成するから。
肌は健康な状態なら28日周期で新しくなっていくので、本来であれば古くなった角質は順番に剥がれ落ちていき、肌は綺麗な状態を保つことができます。
しかし、毛抜きでダメージを受けたワキの皮膚は、刺激を緩和するためにターンオーバーを遅らせて、どんどん角質を溜めこんでいこうとするのです。
こうして、肌は肌自身を守ろうとすることで、皮膚が黒ずんでしまうのです。
脇のムダ毛は脱毛がベスト
このように、脇のムダ毛処理に毛抜きはむきません。
実際のところ、脇のムダ毛処理はプロの手でしっかり脱毛してしまうのがベスト。
脱毛サロンに通うのは面倒、という人もいますが、通ってみれば快適なことばかり。
3回ほど通えば、今までのムダ毛の自己処理はほぼ必要なくなりますから、鳥肌や脇の皮膚トラブルに悩んでいる人は早々に通いだすことをおすすめします。
脇脱毛をしてしまうと、自己処理ももちろんしなくなるので、鳥肌は徐々に改善していきます。
そして長年の脇トラブルによって起きてしまった脇の黒ずみ改善にも。
すでに鳥肌や黒ずみで諦めかけている、という人こそ脇脱毛をおすすめします。
※脇脱毛はやっぱりミュゼがおすすめ。
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脇のターンオーバーを正常化
脱毛はすんでいるけど、脇の鳥肌、黒ずみに悩んでいるという人も多いものです。
すでにできている鳥肌や脇の黒ずみを改善するには、まず「肌のターンオーバーを正常化」することがカギ。
ポイントはあくまで正常化、で促進ではないということ。
肌のターンオーバーは早くなればいいというものではないので、遅くなっているターンオーバーを正常になるように促していくことが重要です。
1.ピーリング
ターンオーバーを正常化していくには、まず古い余分な角質を除去することが大切です。
ピーリングで週1回のスペシャルケアをしていきましょう。
早く改善したいからと過度にこするのはNG。
さらに脇の鳥肌や黒ずみを悪化させる原因になるので、注意しましょう。
2.保湿
ターンオーバーを正常化するには、脇の皮膚に限らず保湿が第一。
しっかりと保湿された肌は、徐々に古くなった角質を剥がし、新しい皮膚を表面に押し出していきます。
こうなれば鳥肌や脇の黒ずみも徐々に改善することができます。
脇は汗ばむ部位なので、乾燥とは無縁と思われがちですが、実際には汗の蒸発に伴いとても乾燥しやすいのです。
入浴後は顔のスキンケア同様、脇もしっかりと保湿するように習慣づけてください。
脇は脇専用のケアが効果的
脇の鳥肌、黒ずみは脇専用のクリームでのケアが最も効果的です。
脇専用のクリームなら、保湿効果も高く美白成分が配合されているものがほとんど。
しっかりとケアを続けていけば、深刻な鳥肌状態もしっかり改善していくことができます。
私の脇の鳥肌は、黒いものも混じっているほど重症でした。
今振り返ってみても、イヤな写真です。
この時は写真に残しておこうと、ノースリーブを着ていますが、実際には何年も二の腕を出すなんてことはしていませんでした。
無理してノースリーブを着ても脇の下を見られないように、1日中脇を締めていなければならなかったので、疲労感が半端なく・・・。
いつからかは覚えていませんが、暑い日でもノースリーブを着ることはなくなっていましたね。
長年鳥肌と黒ずみに悩みに悩んでいた私の脇も、ここまできれいに治りました。
まだ多少は鳥肌も残っていますが・・・。
私が使用したのは、脇ケア業界で人気のアットベリー。
口コミでも評判が良かったので、購入してみました。
入浴後と朝着替える際に1日2回塗り続けるだけ。
最初の1ヵ月は、効果があるのかないのか半信半疑というところでしたが、2ヵ月目には脇の皮膚が激変!
肌もとてもなめらかに柔らかくなり、鳥肌も小さく気にならなくなってきたんです。
出てしまった毛穴内部の皮膚は、元には戻らないけれど、ターンオーバーが正常化すれば徐々によくなっていくことを実感。
正直、色素沈着はきれいになっても鳥肌はもうダメかもしれないと思っていた私。
でも、安心してください、鳥肌だって綺麗に治すことができます!
アットベリーは、脇のデオドラント効果もあるので、汗ばむ季節もどんどん使用できますよ。
そしてプレゼントでついてくるピーリング石鹸も最高なので、是非試してみてください。