脇の下の黒ずみの取り方について悩む人はとても多いもの。
とくに薄着の季節や水着、ノースリーブは悩みのタネ。
ですが皮膚の黒ずみ、ぶつぶつ、自分でも解消することは可能なのです。
速攻で解消することは難しいものですが、じっくりでもしっかりと脇の下の黒ずみを取りたい!という人は以下の取り方を試してみてください。
私が満足できた、自宅で簡単に解消する方法、黒ずみの取り方をまとめました。
目次
脇の下の黒ずみはどうしてできるのか
脇の下が黒ずんでしまう原因にはいくつかありますが、なんといっても脇の下のムダ毛処理が代表的な原因といえます。
長く繰り返されたムダ毛処理によって、脇の下はどうしても黒ずんでいくからです。
脇の下の皮膚は、触ってもわかるようにとても薄くてデリケートです。
でもそこに産毛とは違った太いムダ毛が生えてくる。
女性ならこの脇の下のムダ毛を自己処理したことがない人はいないでしょう。
脇の下のムダ毛処理と、その処理が与える皮膚へのダメージは以下の通り。
1.ムダ毛処理
カミソリで脇の下のムダ毛を剃ると、一度カミソリを滑らせただけでは綺麗にならなくありませんか?
脇の下のムダ毛は一方向へと生えているわけではありません。
そのため、綺麗に剃りたいが故、何度もカミソリを充ててしまう人は少なくありません。
しかし、この時脇の下の皮膚には相当なダメージが与えられています。
皮膚というものは、ダメージを受けるとメラニン色素を作り出すもの。
これは紫外線ダメージによって肌が日焼けするのと似た原理です。
日々のムダ毛処理でダメージを与えられた脇の下の皮膚がメラニンによってどんどん黒く変化していきます。
これが脇の下の黒ずみの原因に。
カミソリでのムダ毛処理は、脇の下の黒ずみに悩む人にはもっともお勧めできません。
どうしても自宅でムダ毛処理をしたいなら電気シェーバーで剃ること。
一般的なT字カミソリは使用しない方がよいのです。
脇の下の黒ずみ、そしてぶつぶつに悩む人に多いのが、テレビを横目で見ながら脇の下のムダ毛は毛抜きで抜いています、という人なんです。
テレビを見ていなくても、より目になりながら脇のムダ毛を毛抜きで抜いている人は脇の下のトラブルにも見舞われがち。
ムダ毛を一本ずつ抜いていくことは、爽快感もあり、抜いた直後は綺麗になったように感じるもの。
しかし、毛抜きでのムダ毛処理も大きな皮膚ダメージを与える行為なのです。
ムダ毛は毛母細胞から生えてくるわけですが、いわば力づくで毛抜きで抜かれてしまうと途中でちぎれたり、毛母細胞自体が分裂してしまうことも。
これが皮膚内でムダ毛が伸びてしまう埋没毛の原因になったり、毛穴が傷つき炎症を起こすことで黒いぶつぶつになったり・・・
そして開ききった毛穴に皮脂なども溜まりやすくなるため、脇の皮膚はどんどん汚くなってしまうのです。
2.摩擦
脇の下の黒ずみはムダ毛処理だけが原因ではありません。
ムダ毛処理後のダメージを受けた皮膚をしっかりとケアしないことも原因に。
そして日々の生活の中で自然に受けてしまう脇の下の摩擦も黒ずみの原因になっています。
皮膚は摩擦によってもメラニンを生み出し、黒ずみます。
靴擦れなどで足の指の一部が黒ずんでしまったことはありませんか?
また、くるぶしが黒ずんでいる人は、正座をする機会が多いなど、いずれも摩擦によって黒ずみができるということは明らかです。
3.乾燥
摩擦とならんで、脇の下に起こりやすいのが乾燥。
汗をかきやすい反面、保っておきたい水分まで蒸発しやすい傾向にあるため、どうしても脇の下の皮膚は乾燥してしまいます。
ですが、脇の下をしっかりと保湿ケアする、なんて知らない!聞いたことない!
という人は圧倒的に多くいるものです。
私自身も長年脇の下の黒ずみに悩んでいましたが、まさか脇の下が乾燥しているとは想像もしていませんでした。
皮膚の乾燥は、ターンオーバーという皮膚の生まれ変わりのサイクルを乱します。
乾燥の状態が長くなれば、古い角質が皮膚の表面にどんどん蓄積していきます。
これも脇の下の黒ずみの一因に。
4.制汗剤
最近の制汗剤は、汗の抑制に重視した商品が多く販売されるようになりました。
制汗効果が高いということは、毛穴の奥にある汗腺を塞いで汗を抑制しているということ。
汗の面から考えるとうれしい効果だけれど、制汗剤の多用は毛穴詰まりの原因になるのです。
制汗剤は使いすぎないように注意しましょう。
5.ホルモンバランスの乱れ
妊娠中や生理前後に脇の下の黒ずみが悪化するという人も多いです。
でも、この場合はホルモンバランスの影響であることがほとんど。
女性ホルモンが増加するとメラニンもできやすくなるもの。
つまり自己防衛の力が高まっている証拠です。
メラニンはもともと肌を黒くするやっかいなもの、ではなく皮膚自らを守るために作り出されるバリアのようなものです。
実際には皮膚を刺激から守ったり、紫外線から守ったり、と更なるダメージを受けないように皮膚が自己防衛しているのです。
6.毛穴の皮脂汚れ
脇の下は皮脂の分泌も多い部位です。
そして汗も多いので汚れやすくもあります。
皮脂が毛穴につまり酸化すると、角栓となり黒いぶつぶつに。
こうなると脇の皮膚の黒ずみというよりも、毛穴がぶつぶつ目立ってしまうことになります。
脇の下の毛穴は蒸しタオルで蒸らしてから洗うと効果的。
やさしく毛穴の汚れを落とすように心がけましょう。
このように脇の下の黒ずみの原因は、多くが毎日の何気ない生活の中にあるのです。
脇の下の黒ずみの取り方まとめ
脇の下の黒ずみを取る方法については、いろいろなウワサも出回っています。
つまり、それほど黒ずみに悩む人がいるということですね。
黒ずみの取り方、裏ワザは?
重曹パックや、オロイナイン、ニベア、バイオイル、一般的にはこのあたりが脇の下の黒ずみを取るのに効果的だといわれています。
取り方の裏ワザとして沢山紹介されているのを目にしてきました。
手軽に入手できるものばかりなので、試してみようかな・・・
と思う人もいるかもしれませんね。
でも、安心してください。
これらの取り方は私がすでに全て試しています!笑)
気になる人は以下の記事もチェックしてみてくださいね。
いずれも、黒ずみが綺麗に取れる!とは断言できないものばかりでした。
皮膚の黒ずむメカニズムから考えると、重曹のピーリング効果やその他の保湿効果は確かに効果的だと思われます。
でも、どれもこれもターンオーバーが行われるであろう2ヵ月以上使用してもほとんど効果がありませんでした。
なんだかんだ期待して約1年近くも黒ずみ取りの裏ワザに踊らされてしまいました。
脇の下の皮膚のターンオーバーを考える
一般的にいわれる皮膚のターンオーバーは28日周期です。
でも、これはあくまで若くて健康な人の肌の場合。
実際にはターンオーバーは加齢やその人の肌の状態によって周期が遅くなっていくものです。
30代にもなればターンオーバーの周期は40日、40代なら60日程度とも言われています。
これが小さな傷後も年齢とともに治りにくくなっていく理由です。
子供の頃は転んで膝をすりむいても、それほど跡にも残らず綺麗に治るものですが年齢を重ねるとそうはいきません。
傷が塞がって2カ月たっても、色素沈着して跡に残るなんてことも当たり前になっていきます。
つまり、年齢に合わせて自分の脇の下の皮膚のターンオーバーも考えることが必要です。
ターンオーバーの周期をわからずして、脇の下の黒ずみを取るのは難しいともいえます。
年齢や肌の状態に合わせて、ターンオーバーを正常化していくことが黒ずみを取る基本のケアです。
黒ずみは徹底的な保湿を2ヵ月が基本
脇の下の黒ずみを取るには、まず保湿です。
上で紹介した裏ワザではとても時間がかかりそうなのと、明らかな効果が分からずじまいでお伝え出来ないため、私が一番効果を感じ満足したケアをご紹介します。
脇の下の黒ずみ、私は自宅で専用の黒ずみ取りクリームでケアしました。
はじめに言っておきますが、黒ずんだ皮膚を1週間できれいにすることはほぼ不可能。
なぜなら人間の皮膚は1週間でターンオーバーすることがないからです。
つまり、脇の下の黒ずみも速攻で短期で治したいという人が多いのは知っていますが、正直言って根気のいるケアになることをはじめに知っておいてください。
これは全て皮膚のターンオーバーと直結しています。
黒ずみを生んだ、古い皮膚、角質がきれいに剥がれ落ちるのを促すほか道はありません。
しっかりと保湿をしてこそ、本来の皮膚のターンオーバーを正常化できるのです。
また、ターンオーバーは早くすればよいというものでもなく、あくまで「正常化」することが重要。
適切なケアで最適なサイクルを取り戻すことが肝心なのです。
使用したおすすめ脇専用クリーム
薬用アットベリー
アットベリーは口コミも高評価ですが、何よりコスパが優秀。
どんなにいい製品でも高価すぎると続きませんものね。
そして脇の下の黒ずみの改善だけでなく、脇のニオイケアとしても優秀!
薬用とうたっているだけあり、その効果にも大満足しています。
つまり、アットベリーを使用しだしてから制汗剤は買わなくなりました。
制汗剤が脇の下のぶつぶつの原因になりえることも気になっていたので、いわば一石二鳥。
アットベリーを塗りだす前の脇画像。
黒ずみは全体的に、写真より実物のほうが目立ちました。
そしてぶつぶつの多さ。
謎の脇の下の線。
とてもではありませんが、ノースリーブは家の中でしか着れません。
そしてアットベリーを2カ月塗り続けた段階で
ここまで脇の下の黒ずみを取ることができました。
ぶつぶつが一番効果があり、線もほとんど目立たなくなりました。
専用クリームは、やはり専用ならではの効果があるのです。
回り道せずに、悩んだら初めからクリームを使用して黒ずみを取ることを考えましょう。
アットベリーを使う際のポイント
アットベリーは1日2回塗っていました。
夜は入浴後、泡でやさしく洗い清潔な状態で塗り込みます。
カミソリでの自己処理も何度もカミソリを行ったり来たりさせるのはやめ、一方向で終わりにするように。
ノースリーブを避けていたので、そこまで根こそぎムダ毛処理ができていなくてもいい、というふうに考えるようにしました。
ムダ毛がなくても、脇の下が黒ずんでいる限り、人様に見せることはないのですから・・・。
そして朝起きて、着替える際にもう一度アットベリーを塗ります。
ベタつきが少ないので、洋服を着ても違和感はありませんが、私の場合はキャミソール姿で塗り込む→メイクをする間はキャミソールのまま→そして服を着る、というように塗ってすぐには洋服を着ないようにしました。
とにかくひたすら朝晩のアットベリー。
今でもずっと続けています。
そしてアットベリーの定期購入で奇数月にプレゼントされる石鹸のとりこ。
みてください、この細かななめらかな泡。
この石鹸にはピーリング効果があるので、アットベリーを塗る前に使うと効果的。
そして泡立ちも凄いので、手で泡を滑らせながら脇の下を洗うことができます。
脇の下の黒ずみに悩むあまり、ナイロンタオルでゴシゴシ洗っている人!
それは黒ずみを悪化させてしまう行為。
あくまで脇の下は泡でやさしく、そして毛穴の中の皮脂汚れまでしっかりと落とすことが大切なのです。
アットベリーの効果はこの石鹸によってさらにUPしている実感がありますね。
古い角質をやさしく落としながら、しっかりと保湿ケアをする。
そして美白効果や美容液のような成分も配合されているので、脇の下の皮膚はどんどんやわらかく、トーンアップしていきます。
ちなみにアットベリーは、Vラインや肘、膝、くるぶしなどの全身の黒ずみケアに使用することができます。
年齢を重ねるごとに深刻になる全身の黒ずみ。
アットベリーでどんどんターンオーバーを整え、みずみずしい肌づくりを目指しましょう。
※※追記※※
小鼻の毛穴ケアにも!
アットベリーは二の腕にできる赤い毛穴のぶつぶつ改善にも効果的です。
あの毛穴トラブルも、主な原因は乾燥。
そして皮脂汚れなどの毛穴づまりによるものです。
私の弟が長年悩まされていましたが、使わせだしたら効果覿面。
とても二の腕が綺麗になりました。
写真も許可がでたら掲載したいと思います。
また顔にも使用できるので、小鼻のケアにも最適。
これは私も試してみましたが、小鼻周りの毛穴の状態がとても良くなりました。
毛穴も小さくなり、過剰な角栓や皮脂詰まりも解消!
アットベリーは脇や膝下メインに使用していましたが小鼻ケアには大感激!
是非試してみてください。