脇の色素沈着を気にして、このサイトへ辿りついた方は多いでしょう。
普段はそうそう人目に触れる場所ではありませんが、夏場はそうはいきませんよね。
水着だけでなく、キャミソールやドレス、あらゆるロケーションで女性の脇は露出されることが多いものです。
脇の色素沈着はなぜおこってしまうのか？
色素沈着＝メラニン色素の沈着は、必ず理由があっておこっています。
この記事では、脇の色素沈着ができる原因やケア方法についてまとめています。
目次
脇の色素沈着ができる原因
色素沈着を起こした脇は、どす黒くなり、カサカサしています。
自分の手で触れてみても、ゴワついた印象が強いのではないでしょうか？
色素沈着、つまりメラニン色素が溜め込まれているということは、肌自身が自分を守ろうと働いた結果。
何かしらの外部刺激を感じたからこそ、肌はメラニンを蓄え色素沈着を起こし、肌を強くすることで、さらなる外部刺激を防ごうとしているのです。
色素沈着を起こす原因は以下のとおり。
1：カミソリ、毛抜きでのムダ毛処理
カミソリや毛抜きでムダ毛の自己処理を繰り返していると、脇の肌には大きなダメージが。
脇の皮膚はほかの体の部位と比較してもとても薄いのがわかります。
そのうえ太いムダ毛が生えてくることで、ムダ毛処理は行われるわけですが、カミソリや毛抜きの使用は、ムダ毛を処理する能力以上に大きなダメージを与える行為であることを知っておきましょう。
カミソリで何往復もムダ毛を剃ろうとすれば、肌には目には見えないような小さな傷が沢山ついてしまうことに。
これを繰り返すと、肌はどんどんごわつき、脇の色素沈着だけでなく炎症や埋没毛などができやすくなるというデメリットもあります。
また、毛抜きでムダ毛を抜くと、その瞬間は綺麗になったように見えますが、毛穴の中は炎症地獄。
力づくで引き抜かれるムダ毛は、途中で切れてしまったり、ムダ毛の元である毛母細胞を引き裂いて分裂させてしまうことも。
毛抜きを多用している人は、1つの毛穴からムダ毛が何本も生えてしまったという経験があるのではないでしょうか？
これは、毛母細胞が毛穴の中で分裂してしまった証。
一度こうなると、元に戻ることはないため、さらにムダ毛処理が困難になります。
そして、毛抜きでムダ毛を引き抜く際に、毛穴内部の皮膚がめくれかえって皮膚上に出てしまうこともあります。
肌色の鳥肌のようなブツブツが脇に多く見られる人は、この状態に陥っている可能性が高いです。
カミソリも毛抜きも、簡単ではありますが、おすすめできないムダ毛処理といえます。
2：紫外線
脇は直接紫外線に触れていない、と考える人が多いのですが、紫外線は目からも侵入してきます。
紫外線を浴びた認識した体は、メラニン色素を生成。
全身の肌を守るべく、メラニンを作り出すことで黒くし、肌を丈夫にしようと働いてしまいます。
脇もしっかりと日焼け止めを塗るなど、紫外線対策は必須。
また紫外線の多い季節には、外出時サングラスをかけるように心がけましょう。
3：摩擦
脇は特にスポーツをしていない、という人でも摩擦を起こしやすい部位です。
例えば、歩いているときも、自然と腕を振りますよね。
この時にも少なからず、脇の皮膚の摩擦は起きているのです。
最近では化学繊維の衣類が多くありますが、色素新着を気にされる方はなるべく天然素材の衣類を身に着けるようにしましょう。
とくに直接肌に触れる衣類は注意が必要です。
4：乾燥
乾燥は肌の大敵ですが、これは脇の皮膚にも同じ。
脇はとても汗をかきやすいので、同時に汗の蒸発時に水分が奪われやすく、乾燥しやすい部位でもあります。
脇汗をかいたら、濡れたタオルでふき取るのがベスト。
市販のウエットシートなどでもかまいませんが、乾いた布やハンカチで拭くのは適していません。
汗は全ての水分が奪われてしまうと、よけいに出やすくなるもの。
脇汗をかきやすい人は、なおさら濡れたもので拭く方がいいのです。
5：汚れ
汗をかきやすい脇は、皮脂分泌もとてもさかんです。
そのため、ムダ毛処理をした後の広がった毛穴に沢山の皮脂よごれが詰まってしまうということも。
これを繰り返していくうちに、毛穴に詰まった皮脂が酸化し、黒いブツブツへと変化します。
脇の毛穴のブツブツが気になるという方は、毛穴詰まりもチェックしてみるようにしましょう。
6：ホルモンバランス
わきの下やデリケートゾーンは、ホルモンバランスの変化によっても黒ずんでいくことがあります。
妊娠中に悩まされる女性が多いのですが、この場合は出産後徐々に改善されていくのであまり気にしない方がいいでしょう。
すでに黒ずんだ色素沈着のケアとは
真っ黒に色素沈着を起こした皮膚を見つめていると、もう元には戻らないのでは？と思うかもしれません。
しかしながら、色素沈着をおこした肌も、きちんとケアすることで綺麗にすることができます。
例えば転んでケガをしても、しばらくたつとカサブタができ、色素沈着が残りますが、さらなる時間が経過すると、綺麗に治っていくはずです。
脇の色素沈着もこれと同じこと。
脇の肌の状態を良くしてあげることがポイントになります。
1：徹底した保湿ケア
脇の色素沈着に気が付いたら、その瞬間からしてほしいのが保湿ケアです。
色素沈着の度合いが引くければ、適切な保湿ケアだけでも、色素沈着はよくなっていきます。
色素沈着を起こしてる＝ダメージやトラブルを抱えた肌は、大抵乾燥状態に陥っているものです。
乾燥は、肌の生まれ変わりであるターンオーバーの妨げにもなるため、色素沈着を長引かせる原因にもなります。
溜め込まれたメラニンは、ターンオーバーによって排出していくほかありません。
こまめにきちんと徹底した保湿ケアを継続していくように心がけましょう。
保湿に使用するのは、色素沈着が軽度のものであればお手持ちの化粧水や馬油、美容液などで十分です。
2：ビタミン摂取の見直し
肌にはやはりビタミン摂取が大きく関わります。
サプリメントなどで補うのもいいでしょう。
しかし、根本的には普段からの食生活の改善がもっとも重要。
野菜や果物を積極的に摂り、一般的にいう「肌によい食事」を摂るようにこころがけましょう。
3：美白化粧品でのケア
美白化粧品には、ハイドロキノンやアルブチンなど、美白効果のある成分が配合されています。
脇の色素沈着がさほどひどくなければ、美白化粧品で脇をケアしていくことも可能です。
トライアルなども豊富に出ていますので、一度試してみるのもいいでしょう。
4：皮膚科の受診
自分でのケアに自信がないという場合は、皮膚科や美容クリニックの受診も視野に入れてみましょう。
ですが、黒ずみケアは保険適用外であることが多く、金銭的な負担は大きくなります。
5：自分でしっかりと色素沈着を改善したいなら
黒ずみケアに適した専用クリームでの保湿ケアをおすすめします。
ピューレパールという黒ずみケア専用クリームは、エアレスボトルでとっても衛生的。
そのうえ、顔用の美容液かと見まがうほどの成分が配合されています。
テクスチャーは、とってもみずみずしくさっぱりとしていますから、塗った後の不快感もありません。
特に強い香りがついていないのもうれしいポイントです。
実際に半年ほど使用すれば、色素沈着はここまでよくなります。
もちろん、色素沈着の度合いや肌質などに応じて個人差はあると思いますが、ピューレパールを使うことで肌のターンオーバーが徐々に促され正常化へと導くことができるのです。
これくらいの状態まで持っていければ、水着になっても大丈夫。
思い切ってレジャーを満喫することができます。
また、シンプルなスタイリッシュなボトルデザインもうれしい。
これなら部屋にあっても洗面所にあっても、まったく違和感を感じることはありません。
色素沈着のケアまとめ
色素沈着は、綺麗にするまで時間を要することをまず覚えておいてください。
日々の保湿ケアをしながら、万が一脇を露出するタイミングに出会ってしまったときは、ボディ用ファンデーションで隠すなど、一時的なケアも併用していきましょう。
ただし、ボディ用ファンデーションは、毛穴詰まりの原因にもなりやすいので、使用後帰宅したら綺麗に洗い落とすように心がけましょう。
脇の色素沈着に悩む女性はとっても多くいますが、ほとんどがムダ毛の自己処置による肌トラブルが原因です。
一度色素沈着をおこせば、綺麗になってもまた繰り返してしまう、ということもありますので、ムダ毛処理を見直すきっかけをつくることも大切です。
脇脱毛をサロンやクリニックでしてもらうと、数回通うだけでもムダ毛の自己処理がいらなくなります。
また、普段のムダ毛処理の回数が減ること、サロンなどでのアフターケアにより脇の肌の状態がよくなることから、色素沈着も同時に改善するというケースがとても多いようです。
しかしながら、あまりにひどい色素沈着を起こしている場合には、脱毛の施術自体を受けることができないので、まずは保湿ケアをして脇の状態をよくしてからスタート、ということになります。
綺麗な脇は女性同士でもうらやましく思えるもの。
色素沈着ケアは気がついた、その瞬間からムダ毛処理を見直し、きちんと保湿ケアをしていくようにすることが重要です。
