脇のムダ毛の処理を自分で行っている女性は多いでしょう。
しかし、自己処理をすると気になってくるのは脇の黒ずみではありませんか?
薄着になる季節には脇を露出する機会が増え、黒ずみがあるとオシャレを楽しめなくなってしまいます。
ムダ毛だけではなく、黒ずみを解消するためにもサロンやクリニックで脇の脱毛を考える女性もいますが、脇に黒ずみがあることで脱毛できないのではないかと不安に感じている女性もいるはずです。
そこで、不安を解決するためにも脇に黒ずみがあると本当に脱毛できないのか、その真実に迫っていきましょう。
黒ずみができてしまう原因と合わせてご紹介していきます。
目次
脇に黒ずみがあると脱毛できない?
脇に黒ずみがあると脱毛できないと考える女性が多い原因は、フラッシュ脱毛やレーザー脱毛の仕組みが関係しています。
フラッシュ脱毛やレーザー脱毛は、黒い色素に反応してムダ毛を処理していくため、日焼けをしていると機械が反応して皮膚が炎症を起こしたり、火傷を起こしたりする可能性があります。
そのため、脇に黒ずみがあると脱毛できないと考えられているのです。
黒ずみがあると痛みが強くなるとも言われており、サロンやクリニックの中には過度な黒ずみがあるという理由で施術を断られる場合もあります。
しかし、多くのサロンやクリニックでは黒ずみがあっても脱毛してくれるところが多いため、一度サロンやクリニックで相談してみると良いでしょう。
どうして黒ずみができるのか…その原因とは?
脇に黒ずみができる原因は様々です。
代表的なものをご紹介していきましょう。
色素沈着
脇の黒ずみの原因で最も多いのは色素沈着です。
色素沈着は摩擦や刺激によって引き起こされます。
カミソリや毛抜きを使用して自己処理を行う女性は多いでしょう。
デリケートな脇の皮膚をカミソリや毛抜きで除毛する際に刺激を受け、メラニン色素が生成されて脇の黒ずみが起きてしまうのです。
毎日のように脇のムダ毛の処理をしている女性も多いでしょうが、頻繁に処理を行うとダメージが蓄積していき、黒ずみもひどくなってしまいます。
そのほかにも、下着や衣服がこすれることでも摩擦が発生するため、毎日のケアが大切です。
埋没毛
毛抜きやピンセットを使ってムダ毛を処理する女性も多いでしょう。
しかし、処理をした後に毛穴がポツポツと目立つ場合、埋没毛を引き起こしている可能性があります。
埋没毛とは、皮膚の中に毛が埋もれたまま外に出ずに成長している毛のことを言います。
毛抜きであれば、1本1本ムダ毛を除去できるため綺麗に自己処理ができる方法と感じている女性もいるでしょうが、肌に負担を与えてしまう方法の一つです。
埋没毛を無理になくそうとして毛抜きの使用や、カミソリを肌に押し当てて自己処理をしようとすると、さらなる悪化を招いてしまいます。
毛穴が炎症してしまうと毛嚢炎になる可能性もあるので気を付けましょう。
毛穴の汚れ
体の中でも脇は汗をかきやすい部位です。
皮脂が溜まりやすく角質となって黒ずみを発生させてしまうのです。
毛穴に汚れが溜まると黒ずみだけではなくニオイも発生しやすくなり、制汗剤やボディパウダーを使用して対策を行う女性も多いでしょう。
制汗剤やボディパウダーの粉は毛穴に詰まりやすく、放置していると酸化して黒ずんでしまいます。
汗をかきやすい時期やニオイが気になる際は多用することが多くなりますが、使用前に汗や汚れをふき取る、制汗剤やボディパウダーの付け過ぎに注意しましょう。
毎日のお風呂で、丁寧に脇を洗うことも黒ずみの予防になります。
脱毛すると黒ずみは消える?
自己処理や日々の生活の積み重ねによって脇の黒ずみが悪化していきます。
そのため、サロンやクリニックで脱毛することで黒ずみがなくなると考える女性も多いです。
しかし、脱毛だけで脇の黒ずみの改善は困難です。
確かにサロンやクリニックで脱毛によって脇の肌環境の改善は可能です。
脱毛をする回数が減って黒ずみが減ることはありますが、完全な改善は難しいと言えます。
ただ、サロンやクリニックでの脱毛は、アフターケアが充実している場合が多く、美肌効果のあるクリームでのトリートメントや肌のターンオーバーを活性化させる施術など、黒ずみを予防できる脱毛を実施しているサロンやクリニックも多いです。
脱毛をする前に、どういったケアをしてくれるのか確認しておきましょう。
自分でできる脇の黒ずみ対処法とは?
脇を清潔に保つ
脇の肌環境を綺麗に保つためにも、清潔さを心掛けてください。
制汗剤やボディパウダーを使用した際には、しっかりと洗い流すことが肝心です。
ただし、ゴシゴシ擦ってしまうと摩擦を与えてメラニン色素の生成を促してしまいます。
脇の下を洗う際には優しく洗うように心掛けましょう。
汗をかいた際にはハンカチなどで優しく押すようにして汗を拭きとると摩擦を抑えられます。
保湿を心掛ける
黒ずみ対策として最も大切なのは保湿です。
脇の処理をした後の肌は乾燥しています。
汗をかく場所だから乾燥しない場所と思っている人も多いですが、ムダ毛処理をしたあとの肌は乾燥しています。
保湿を意識して保湿を促すクリームをこまめに塗りましょう。
脇の処理は正しい方法で
毛抜きでのケアや力を入れてカミソリで処理を行っていると肌に刺激を与えてしまいます。
間違った方法で処理をしていれば埋没毛や肌環境の悪化を招いてしまいます。
電気シェーバーであれば、肌を傷めずに処理ができるため、負担を与えず処理を行えるでしょう。
自己処理でケアをしていく場合には、2日以上あけてケアを実行することが望まれます。
専用のクリームを使用して予防する
脇の黒ずみ対策専用のクリームやローションが、ネットやドラッグストアなどで販売されています。
専用の商品なので脇の黒ずみ予防や対処に効果的です。
ただし、肌に合わない製品もあるため、使用する前には自分の肌に合うものであるか確かめる必要があるでしょう。
生活習慣を整える
黒ずみ対策としては生活習慣の改善も効果的です。
22時から2時まではゴールデンタイムと呼ばれ、細胞の修復が最も活発になると言われる時間帯です。
遅くても24時までには寝るように心掛け、肌のターンオーバーを促しましょう。
食生活の改善
黒ずみ対策として食生活の改善も大切です。
ブロッコリーや赤ピーマン、キャベツなどの野菜のほか、イチゴや柿などのフルーツにも多く含まれているため、サプリメントと併用しながら摂取することをおすすめします。
また、ビタミンCを肌の外側から摂取すると良いでしょう。
ビタミンC誘導体は肌馴染みが良く、メラニンの生成を抑えて色素沈着だけではなく、様々な肌ケアに有効と言われています。
体の内側と外側の両方からビタミンCを摂取し、脇の黒ずみを改善していきましょう。
サロンやクリニックの多くは、脇に黒ずみがあっても脱毛は可能です。
しかし、火傷や痛みを招く可能性があるため、できる限り自分で黒ずみ対策を行ってから通うことが得策と言えます。
セルフケアで改善できなければ美容皮膚科や皮膚科で治療も可能なので、綺麗な肌を保つためにも不安を相談してみることもおすすめです。
そして、黒ずみ予防となるアフターケアが万全なサロンやクリニックで施術もらえば、脇の黒ずみを気にせず過ごせるようになります。
肌の悩みに合ったサロン、クリニック選びも重要となるでしょう。