小鼻によくできる黒い角栓。
イチゴ鼻に悩まされる人は多いものですよね。
でも、脇にも黒い角栓ができることもよくあるんです。
ぶつぶつ、黒い脇の角栓は見た目も悪く悩みの原因に。
今回は脇の黒い角栓の正体と、解消方法についてまとめます。
目次
脇の黒い角栓の正体とは
脇に限定することなく、角栓の正体は主にタンパク質や皮脂、古くなった角質など。
本来誰しも角栓ができるのですが、肌が正常なターンオーバーをしていれば時期がくれば綺麗に剥がれ落ちるので、毛穴に詰まったままになるというようなことはないのです。
でも、何らかの肌ダメージや乾燥があるとターンオーバーが遅延するので、毛穴にはタンパク質や皮脂が蓄積していくことに。
角栓に詰まった皮脂は酸化すると黒く変色するので、とても目立ってしまいます。
そのため、無理やりコメドプッシャーで押し出そうとしたり、毛穴パックでどうにかならないか、と悩む人もいるようです。
角栓はタンパク質や皮脂、古くなった角質などが毛穴に詰まったものですが、実は大切な役割があるといわれています。
それは、雑菌の侵入や汗腺を防ぐという役割。
そのためやみくもに、無理やり詰まったものを押し出すのはやめておくべきなのです。
脇の角栓 なぜできるのか
脇は皮脂分泌の多い部位です。
そして繰り返されるムダ毛処理によって毛穴も開きがちになっている部位でもあります。
皮脂分泌が多くなれば、毛穴の中にも皮脂が溜まりやすくなるため角栓となっていきます。
肉食傾向の強い人、睡眠不足、ストレス、ホルモンバランスの乱れによっても皮脂分泌が活発なったり、乾燥肌のために肌が逆行して多くの皮脂を分泌することもあります。
肌は乾燥すれば自らを潤わせようとするので、水分の代わりに多くの皮脂を分泌して肌を防御しようとするのです。
つまり、脇に角栓ができる原因は、食生活の乱れ、ストレスや睡眠不足の他にも脇の肌の乾燥などが挙げられます。
そして日々入浴して綺麗に洗っていても、肌の表面には古い角質が残っているもの。
肌は刺激、ダメージをうけるとターンオーバーがゆっくりになるため、古い角質も残っている期間が長くなります。
こうなると角質が分厚く、とてもかたくなるので、角栓以外にも皮膚自体の黒ずんだ色素沈着となってしまいます。
また、角質が厚くなれば毛穴の周りにも汚れが溜まりやすくなり、新しいムダ毛も上手に生えることができず埋没毛になったり、と悪循環になっていきます。
正常なターンオーバーが行われていない状況で、古くなった角質や皮脂が毛穴に詰まることが「角栓」の原因なのです。
2.脇の肌の乾燥
3.摩擦による刺激
4.制汗剤の多用
5.生活の乱れからくる過剰な皮脂分泌
脇の角栓は臭い?
脇の黒い角栓は鼻の小鼻にできるもの同様、臭いがあることがほとんどです。
無理矢理押し出して、その臭いに驚いたことがある人もいるかもしれません。
角栓は、皮脂などが詰まり乾燥して硬くなったもの。
そして黒ずんでいるのなら酸化も起こしているため、当然酸化臭がします。
脇の黒い角栓を取るには
脇の黒い角栓をつい爪でつまんで押し出したくなる衝動、わかります。
でも、これは肌にも傷がつき、毛穴にも相当なダメージが与えられる行為。
更なる黒ずみを生んだり炎症を起こす原因にもなるので、避けるようにしましょう。
角栓を解消するのに効果的な方法として、重曹パックがいいという話もあります。
重曹パックは毛穴詰まりによる脇の黒ずみに効果があるとされていますが、根本的にはピーリング効果があるということ。
市販のピーリングを試してみるのもいいかもしれません。
しかしながらピーリングで一時的に毛穴の角栓を取っても、開ききった毛穴にはまた皮脂などが詰まりやすく、根本的な解消方法とはいえません。
脇の角栓を取るには、まず脇の肌のターンオーバーを正常化することが基本です。
それなら、化粧水や保湿美容液を塗ればいい?
たしかに今まで放置していた脇の肌をきちんと保湿ケアすることで多少改善するかもしれません。
しかし、脇は全身の中でも汗をかきやすく、雑菌の繁殖もしやすい部位。
安易に顔用の化粧水や美容液を使用しても、脇の肌をきちんとケアするには及ばないのが実際のところです。
ピンキッシュボーテ
脇の黒い悩みだけでなく、肘、ヒザ、そして乳首やデリケートゾーンの黒ずみにも効果的なのがピンキッシュボーテ。
水溶性のプラセンタ、黒ずみの原因となる色素沈着を抑制する「ビサボロール」、そしてメラニン生成に欠かせない酵素チロシーナーゼを抑制する「加水分解コメヌカエキス」も配合。
そして黒ずみケアに欠かせないのが炎症ケア成分。
黒ずんだ肌のケア用の製品には必ずといってもいいほど配合されている、「グリチルリチン酸ジカリウム」によって肌トラブルを防ぎます。
ピンキッシュボーテは、これらの有効成分をナノ化することで、効果的に黒ずみケアをすることができます。
全身の黒ずみに使用できるだけでなく、肌のハリUPにも効果があることでも人気。
チューブタイプに見えますが、実はプッシュタイプなので使う分だけ出すことができるので衛生面でも◎。
とっても伸びのよいテクスチャーでベタつかず、使用感もいいです。
シンプルなパッケージなので持ち歩きにも向いています。
脇の黒いぶつぶつ黒ずみに悩む人には一番おすすめのアイテムです。
全体的な脇の黒い色素沈着の黒ずみに悩む人は、こちらもおすすめ↓
ピューレパール
脇には脇専用のクリームを使用してケアするのが一番。
医薬部外品のため、効果もしっかりと実感できます。
成分から見る効果は、
・高保湿成分・美白成分・雑菌繁殖抑制・炎症抑制・無添加
肌が弱い人にも使用できるように製造されています。
脇の黒い角栓、黒ずみ、ぶつぶつ、いずれも根本的な原因はターンオーバーの乱れです。
習慣的にムダ毛処理でダメージを受けている上に、ムレやすい部位のため雑菌繁殖も活発に。
きちんと脇の構造を踏まえて作られたアイテムで、日々のケアをしていきましょう。
脇の黒い角栓ができやすい人とは
脇の黒ずみが起こりやすい人がいるように、脇の角栓も出来やすい人がいます。
例えばワキガの人はアポクリン汗腺が多く脇にあるので、脂肪や皮脂、老廃物などを含んだ脇汗をかくため、毛穴詰まりも起こしやすく、角栓がどうしてもできやすくなります。
その上、ワキガに悩んでいると一般的な人よりも制汗剤も多用しがちに。
これがさらに脇の肌への刺激や毛穴詰まりを促進させてしまうのです。
ワキガ体質だと思う人は、角栓ができないように注意しながら、出来た角栓も黒ずんでしまう前に綺麗にできるようにしましょう。
脇に角栓を作らないためには
1.優しく丁寧なクレンジング
脇の毛穴に詰まっている角栓は、なかなか通常の洗顔料、ボディーソープで落としきることはできません。
オイルクレンジングを試してみたり、酵素洗顔のような酵素配合の石鹸などを使用するといいでしょう。
角栓を気にしすぎてゴシゴシ洗うのは避けてください。
皮膚の摩擦も、角栓の悪化や脇の黒ずみの原因になるので、あくまで優しく丁寧にクレンジングしましょう。
2.食生活の見直し
脂肪の多く含まれた食品などを好む人は、食生活の改善からも角栓ケアにつなげることができます。
脂たっぷりのお肉や、ジャンクフードなどは避けてください。
理想的なのは昔からある代表的な日本の朝の朝食です。
焼き魚に野菜、お味噌汁、発酵食品と、健康的な食生活を送ることでも皮脂分泌が正常になっていきます。
3.しっかりとした保湿ケア
脇の黒ずんだ角栓、肌の黒ずみ、ぶつぶつなどはいずれもターンオーバーを整えれば解消されていきます。
そしてムレやすく、雑菌の繁殖の多い脇には殺菌作用や抗炎症作用のあるアイテムを使用するのが効果的。
ターンオーバーが正常化するまでにかかる時間には個人差もあり、年齢によっても違います。
やはり年齢を重ねている人ほど、肌の生まれ変わりは遅くなっているため30代以上ならターンオーバーには2カ月くらいかかるものだ、と覚えておきましょう。
角栓が取れた後は
脇の角栓が綺麗になっても、一度開いた毛穴にはまた角栓が出来る可能性があります。
入浴後は清潔に、そして日々しっかりと脇の肌のケアをするよう心がけましょう。
毛穴の引き締め効果のある収れん化粧水でしっかりと毛穴を閉じるケアをするのもいいでしょう。
脇のトラブルを解消するには、ターンオーバーがカギとなるため、どうしても時間がかかります。
短期間で治らないからといって投げ出さず、しっかりと2カ月は集中ケアをしましょう。
専用クリームでのケアなら、朝晩2回塗ってもトータルのケア時間は数分程度。
顔の化粧水ケアやメイクは一切しない、という女性は少ないと思うので、顔のケアの流れで脇もケアするように習慣づけていきましょう。
一旦、黒ずんだり、角栓やぶつぶつになると治すまでには時間がかかりますが、状態がよくなってからも脇のケアを続けることできれいな脇の下をキープすることは可能です。
脇の悩みやトラブルは構造上避けられないもの。
しっかりケアして思い切りファッションも楽しんでください。