脇の黒ずみに効く2ヵ月集中ケアをご紹介します。
私の脇の黒ずみは●年ものだから・・・
なんて諦めるのはまだ早いです。
10年近くも脇の黒ずみに悩まされ、真夏でもノースリーブになれなかった私たち姉妹は、2か月で脇を綺麗にすることができました。
2か月もかかるの?
なんてことは言わないでくださいね。
脇の黒ずみを解消するには、最短でもこれくらいはかかるんです。
今回は実際に私が実践した脇の黒ずみに効く2ヵ月間の集中ケア、そしてしっかり効くクリームについてまとめます。
目次
脇の黒ずみ、あなたはどのタイプ?
脇の黒ずみ、といっても大きくわけて2つのタイプがありますから、まずは自分の脇の黒ずみの状態を把握しましょうね。
1.毛穴ブツブツタイプ
脇のムダ毛を毛抜きで抜いている人は要注意。
毛穴の中の皮膚がめくれて表に出てしまうことで鳥肌状になることがありますよ。
そして、毛穴に皮脂などが詰まり酸化して黒ずんでしまうことも。
脇は乾燥しやすくインナードライになりがちな反面、皮脂分泌もさかんな部位なのでブツブツトラブルは多いのです。
また、ムダ毛が太く濃い人は、カミソリや電気シェーバーで剃っても黒く剃り残しでブツブツしてしまうこともあります。
2.全体が黒ずむ色素沈着タイプ
このタイプの黒ずみの方は、カミソリで脇のムダ毛の自己処理をしていたという人が多いものです。
この色素沈着による脇の黒ずみの原因は、刺激と乾燥です。
脇をカミソリなどで剃って刺激を与えてしまうと、メラノサイトが反応し黒ずみの原因であるメラニン色素を作り出します。
これは肌を守るために行われる自己防衛反応なのですが、黒ずんで固く、厚くなった角質が脇に蓄積することで見た目にも黒ずんで見えてしまうのです。
そしてブツブツと色素沈着による脇の黒ずみが混在している、という人も多くいます。
自分の脇を眺めて、自分がどのタイプの黒ずみかチェックするだけでもおおよその原因が見えてきますよ。
ブツブツの脇の黒ずみに効くのは
毛抜きで脇のムダ毛を抜いてしまったことがある人、要チェックですよ。
脇のムダ毛は体の他の部位に比べても太くてしっかりとしていますよね?
そして、とても深いところから生えているという特徴もあります。
それでいて薄くてとってもデリケートなのが脇の皮膚。
太くしっかりしたムダ毛を無理やり毛抜きで引き抜けば、当然薄い脇の皮膚は大ダメージを受けることになります。
毛抜きでの処理を繰り返すと、毛穴の中が炎症を起こしたり、埋没毛ができたり、広がった毛穴に汗や皮脂汚れが詰まったり、と沢山のトラブルが起こることに。
ブツブツした脇の黒ずみに悩む人は、毛抜きでのムダ毛処理をすぐにやめましょう。
毛抜きでムダ毛を抜くと、抜いた直後は綺麗になったような気がしますが、ダメージで熱を持ったりすることもありますよ。
毛抜きで抜くのは絶対におすすめしません。
埋没毛になっていたら
もしも脇に埋没毛があるのなら、決して無理にムダ毛をほじくり出すのは避けてください。
私自身も、気になってしまい針で「自己流オペ」をしてしまったことがあります。
針をライターであぶって埋没毛をほじくり出すという荒療治でしたが、埋没毛が出た後はスッキリしたものの、傷となって跡に残ってしまいました。
埋没毛を治すためには、自然に出てくるのを待つのが一番といわれています。
気になってしまうものですが、しっかりと肌のターンオーバーを促して自然に出るまで待つようにしてください。
脇のブツブツ黒ずみには脇脱毛が効く
脇のブツブツ黒ずみをすぐに治したいのなら、脇脱毛をプロの手によってしてしまうのが効果的です。
長年繰り返されてきた自己流のムダ毛処理をやめることで、脇の状態はぐんぐんよくなっていきます。
多くの脇トラブルは、ムダ毛の自己処理が原因なので脇脱毛することで悩みから解放される人も多くいます。
実際に私もブツブツトラブルはミュゼの脇脱毛で解決。
今ではすべすべになっています。
個人差があるようですが、2回照射を受けただけでも生えてくるムダ毛は弱弱しく、細くなってきます。
そのためカミソリなどでそるより、電気シェーバーでケアする程度で問題なし。
とくに最初の2ヵ月はムダ毛処理はミュゼにいく前日のみするようにし、その他の日は脇をいじらず保湿ケアするようにしました。
※保湿ケアは、専用クリームを使用しました。
脇の毛穴詰まり黒ずみに効くのは
脇の毛穴に皮脂や汚れが詰まってきたない・・・
そんな人は、入浴時の洗い方を見直してみてください。
ここで汚いからといって脇をゴシゴシこすって洗ったり、ナイロンタオルを使用するのはNG。
摩擦によって刺激をうけ、色素沈着による黒ずみまで起こしてしまう可能性がありますよ。
脇は、しっかりと湯船につかり温まり、脇の毛穴が開いた状態でオイルクレンジングやメイク落としを使ってやさしく洗うと効果的です。
ピーリングも効果的ではありますが、毛穴に詰まっているのはほとんどが皮脂。
そのため、メイクを落とすクレンジングで溶かしながら洗い流すことができます。
とても優しい毛穴オフになるのでおすすめですよ。
脇の色素沈着の脇の黒ずみに効くのは
脇の色素沈着の黒ずみは、摩擦や刺激といった脇へのダメージが原因。
ダメージや乾燥でバリア機能の低下した脇の皮膚は、さらに外部刺激に弱くなっています。
ムダ毛の自己処理でカミソリを使用している人、そのあときちんと保湿ケアをしていますか?
入浴後、顔にはしっかりと化粧水を塗っているのに、脇は放置という女性、意外と多いんですよ。
本来は脇の黒ずみになる前から、しっかりと保湿ケアをするのがベスト。
脇は汗をかきやすいので、インナードライになりがちに。
そのため、実は思っているよりもずっと乾燥しているんです。
脇の色素沈着の黒ずみは、徹底した保湿ケアがもっとも効きます。
真っ黒な脇がトレードマークともいえる私の妹は、朝晩しっかりと保湿ケアすることでここまで黒ずみを解消しましたよ。
脇の黒ずみに効く医薬部外品クリーム
うえの写真で紹介した、妹のとても汚い色素沈着の脇の黒ずみに効いたのは、「医薬部外品アットベリー」でした。
妹の脇でありながら、実は見るたび「これは治らないだろー」と心の中でつぶやいていた私。
脇の黒ずみ専用クリームがあることは知っていたけれど、そこまで「効く」とは思っていませんでした。
アットベリーは医薬部外品といって、厚生労働省に「効果的な成分が配合されている」ことが認められています。
気になる成分をチェックしてみました。
医薬部外品アットベリーの成分
脇の黒ずみに有効な成分は、グリチルリチン酸2K、水溶性プラセンタエキス
その他はトレハロース、アラントイン、天然ビタミンE、甘草フラボノイド、ステアロイルフィトスフィンゴシン、加水分解エラスチン液、水溶性コラーゲン液-4、加水分解コラーゲン末、ヒアルロン酸 Na-2、加水分解ヒアルロン酸、人参エキス、トウキエキス-1、エイジツエキス、ワレモコウエキス、桑エキス、シャクヤクエキス、アロエエキス-1、クララエキス-1、カルボキシビニルポリマー、水酸化K、BG、フェノキシエタノール、1,2-ペンタンジオール、トリメチルグリシン、濃グリセリン、キサンタンガム、ステアリン酸POE(20)ソルビタン、エチルヘキサン酸セチル、精製水、香料
成分を見てみると、まるで化粧品。
刺激の強いと思われる成分や、副作用が懸念される成分も目立ちませんね。
医薬部外品アットベリーは、多くの成分が配合されていますが、まとめていうならしっかりと保湿し、炎症を抑え、メラニン色素を作りにくくする、という効果が期待できます。
一般的な美容液やクリームでは、脇の多くの雑菌に負けてしまいがちになりますが、医薬部外品アットベリーには抗炎症作用がしっかり配合されているのがポイントです。
しつこい色素沈着の黒ずみも、朝晩2回のアットベリーで解消。
しっかりと保湿され、美白成分も配合されているため、脇の黒ずんだ部分のターンオーバーが促されたということになります。
本来28日といわれるターンオーバーは、一般的に若くて健康な人の肌の周期なのをご存じ?
年齢とともにターンオーバー周期は長くなり、ダメージを受けていれば尚更長期になっていくんだそうですよ。
黒ずんだ皮膚が綺麗にターンオーバーするために必要なのがしっかりとした保湿ケア。
そして抗炎症作用や美白効果が高いことも、アットベリーが黒ずみに効いた所以ですね。
さっと伸びるテクスチャーはベタつかずに使用感も◎
制汗剤の多用も脇の黒ずみの原因として名高いのですが、アットベリーには消臭効果も期待できますから、制汗剤を振りまくことも必要ありません。
アットベリー1つで脇黒ずみケアは完了なのです。
ちなみに、肘やヒザ、デリケートゾーンなど全身の黒ずみに使用OKなのも嬉しいポイントです。
脇の黒ずみはタイプ別に効くものが違う
私たち姉妹は、姉の私はブツブツ黒ずみ、妹は色素沈着の黒ずみに悩んでおりました。
お互い、威張るところではありませんが10年超のツワモノ。
治らないもの。
と思い込んでいた私たちも、いざ積極的にケアをしはじめるたらびっくり。
脇脱毛とアットベリーというメインの方法には違いがありましたが、二人そろってきれいな脇を手に入れることができました。
ブツブツ黒ずみを綺麗にした脇脱毛ですが、私はその後妹と一緒にアットベリーを塗る様になりました。
綺麗になった脇も、乾燥や刺激によって又いつ黒ずんでしまうかわからないので、予防ケアとして使用しています。
妹も相変わらず朝晩2回のアットベリーは続けています。
脇の黒ずみ専用クリームは、多くの種類があるのでアットベリー以外にも気になるアイテムがある、という人もいるかもしれません。
脇の黒ずみ解消に効くのはどんな成分なのか、最後に見極めポイントもまとめておきます。
ブツブツや色素沈着の黒ずみに効く成分をチェック
脇の黒ずみに効くのは以下の成分。
ブツブツしている脇の黒ずみも、色素沈着による脇の黒ずみも以下の成分が配合されていれば効果があると考えられます。
アットベリー以外のクリームが気になっているという人は、配合されているかチェックしてみてくださいね。
①トラネキサム酸~美白効果
脇の黒ずみには、美白成分は欠かせません。
トラネキサム酸は、メラニン生成をしっかり抑制してくれるので脇の黒ずみにも効果大。
また、トラネキサム酸は医薬部外品の有効成分として認められています。
②ヒアルロン酸~保湿効果
ヒアルロン酸といえば、注目したいのがその保水力。
しっかりと黒ずんだ部分に効果を発揮して潤わせ、ダメージを受けた肌のバリア機能をUPします。
弾力のある肌づくりにも効果があるので、長期にわたって留まる黒ずんだ角質にも有効です。
③ビタミンC誘導体~美白効果
メラニンの抑制にとどまらず、メラニン色素自体を薄くする効果があるといわれています。
医薬部外品の有効成分のひとつで、単純なビタミンCよりもしっかりと奥まで浸透します。
④コラーゲン~保湿成分
一般的な化粧品にも配合されていることの多いコラーゲン。
じつは角質層にまで行き届く力はないものの、バリアのような役割を持ち、肌の過剰な水分蒸発をセーブします。
乾燥しやすい脇の皮膚に、バリア機能を高めてくれるコラーゲンはとても効果的です。
⑤プラセンタ~保湿効果
美容液などにも多く配合されているプラセンタ。
プラセンタは、プラセンタ自身が肌に潤いを与えるというよりも、肌自身が持つ水分・潤いを引き出す効果があります。
ダメージを受け黒ずんだ脇の皮膚のターンオーバーを促し、なおかつ美白効果も期待できます。
⑥グリチルリチン酸2K~抗炎症作用
脇の黒ずみ解消に、抗炎症作用は欠かせません。
グリチルリチン酸2Kは医薬部外品の有効成分として認められており、育毛剤やニキビケアなどにも多く使用されています。
脇の黒ずみには、炎症も大敵。
そのためしっかりと炎症を抑えるグリチルリチン酸2Kは、必須の成分ともいえます。
そして抗菌作用や抗アレルギー作用も併せ持つため、脇の雑菌の繁殖もガード。
脇の下自体を清潔に保つ効果があります。
脇の黒ずみに最も効果があるのはターンオーバー正常化
黒ずみに効く成分が配合されているクリームを使っても、毎日しっかりと塗らなかったり短期間でケアを終わらせてしまっては意味がありません。
ブツブツを脇脱毛で解消した私も、色素沈着をアットベリーで解消した妹も、2ヵ月という期間を要しています。
脇の黒ずみについて調べていると、即効で治す方法とか、裏ワザなども紹介されていますが、そんなものは実在しないのです。
黒ずみ解消に2ヵ月かかった背景には、もちろんターンオーバーが大きく関わっています。
黒ずんで蓄積していた角質も、ブツブツになっていた脇の皮膚も、きちんと正常なターンオーバーが繰り返されるようになれば治るのです。
今まで必死に形をかえつつ、肌を守ろうとしていた角質もブツブツも、肌がしっかり潤っているな、ダメージや刺激を受けていないな、と判断することができれは、徐々に剥がれ落ちてくれます。
根気よく2ヵ月頑張ってみてください。