季節によって、脇の黒ずみが気になるという方も多いのではないでしょうか?
特に夏場は、露出が多くなる為脇を隠しにくくなります。
そのため、冬のうちにある程度ケアをしておくことも大切になります。
今回は、脇の黒ずみができてしまう原因とその対策についてご紹介しましょう。
目次
脇の黒ずみができる原因は何か?
脇の黒ずみができる原因はいくつか考えられるのでみていきましょう。
色素沈着
1つ目は、カミソリや毛抜きの使用、服の擦れによって起こる色素沈着です。
カミソリや毛抜きを使ったセルフケアは、皮膚に刺激を与える行為です。
脇はカーブになっているので、カミソリの場合何度も剃らなければいけません。
そのため、生えては剃るを続けていると、お肌への刺激が強くなってしまいます。
そして、毛抜きの場合は毛穴にダメージを与えます。
毛抜きを使い続けると、埋没毛になってしまい、毛穴の中から炎症を起こしてしまう可能性があるのです。
毛抜きを使い始めた当初は問題がないように感じるかもしれませんが、時間が経つと徐々に黒ずんできます。
その他にも、服で擦れる刺激も脇の黒ずみの原因になります。
脇は色々な刺激を受ける部位なので、お肌を守るためにメラニン色素が形成されやすいと言われています。
つまり、カミソリや毛抜きの使用、服の擦れによってメラニン色素が形成され、色素沈着が起こるということです。
乾燥
2つ目は、無駄毛のセルフケアや脱毛後の保湿不足による乾燥です。
無駄毛のセルフケアや脱毛をした後のお肌は乾燥しやすくなっています。
乾燥した状態のまま放っておくと、刺激に敏感になり、刺激からお肌を守ろうという防衛本能が働きます。
刺激からお肌を守るために皮膚自体が厚くなってしまうのです。
皮膚が厚くなるとそれ自体が、お肌の黒ずみの原因になります。
無駄毛のセルフケアや脱毛をしたら、お肌の保湿をきちんと行うことで乾燥を防ぎ、黒ずみを軽減することができるでしょう。
毛穴詰まり
3つ目は、古い角質が溜まることで毛穴が詰まりによる黒ずみです。
毛穴に古くなった角質や皮脂が詰まると、お肌がぶつぶつに見えてしまいます。
そして、その詰まった角質や皮脂が酸化することによって、黒ずんだように見える可能性があります。
毛穴が詰まってしまう原因としては、皮脂が多い、毛穴が開いたままになっている、制汗剤の使いすぎなどが考えられるでしょう。
脇は、汗をかきやすい部位なので、皮脂が詰まりやすいです。
そのため、丁寧にお手入れをしないと黒ずみやすくなってしまいます。
ターンオーバーの乱れ
4つ目は、ターンオーバーの乱れによる黒ずみです。
お肌のターンオーバーが乱れてしまうと、古い角質が溜まりやすくなってしまいます。
ターンオーバーが乱れてしまう原因としては、生活習慣の乱れやお肌への刺激、お肌の乾燥などが挙げられます。
生活習慣を整え、お肌が乾燥しないように気をつけることで、ターンオーバーの正常にし、黒ずみの原因を減らせるでしょう。
過剰なケア
5つ目は、過剰なケアが原因となる黒ずみです。
脇が黒ずんでしまうことを気にするあまり、過剰なケアをしてしまう方もいます。
脇の汚れを落とさなければいけないと思い、洗う時にごしごしと擦ってしまうという方もいるかもしれませんが、ごしごしと刺激を与えることはメラニン色素の生成を促すことになります。
メラニン色素が生成されてしまうと、さらに脇が黒ずんでしまうので注意しなければいけません。
妊娠
6つ目は、妊娠がきっかけの黒ずみです。
妊娠するとメラニン色素の生成が盛んになります。
そのため、一時的に脇や脚の付け根などが黒ずんでしまう可能性があります。
しかし、妊娠がきっけかになった黒ずみは、出産後1~2年かけて徐々に薄くなっていくので気にしすぎる必要はないでしょう。
気になるからといって、ごしごしと洗うなどしてしまうと逆効果なので要注意です。
脇の黒ずみを予防するために気をつけたいこと
脇が黒ずんでしまう理由には、前述したような原因が考えられます。
原因を1つずつなくしていくことで、脇の黒ずみを軽減できる可能性はありますが、脇の黒ずみを予防するために気をつけておきたいことも紹介しておきましょう。
脇が黒ずんでしまう最も大きな原因は、無駄毛の処理の仕方にあります。
カミソリや毛抜きを使用した無駄毛処理は、お肌に大きな負担を与えることにつながります。
セルフケアをした後のアフターケアをきちんとすれば、お肌が受ける刺激を軽減につながるので、セルフケアをする場合は保湿などのアフターケアを忘れずに行いましょう。
もしも、脱毛エステや脱毛クリニックなどで脱毛の施術を受けられるという場合は、セルフケアよりもお肌への負担を軽減できる脱毛の施術を受けた方が良いと言えます。
そのような場所で行う脱毛はお肌への負担を軽くしているので、黒ずみを防いだり、改善したりできるでしょう。
もちろん、自宅で脇の黒ずみをケアする方法もあります。
では一体どういった方法で行うのか紹介していきます。
自宅でケアをする場合は、脇の黒ずみとなる汚れや角質を落とすために、クレンジングを行うことをおすすめします。
皮脂が多い部位なので、オイルクレンジングでクレンジングをすることで、詰まりの原因になる皮脂を除去できます。
クレンジング後は、ボディーソープで綺麗に洗うようにしてください。
その他にも、ボディースクラブや脇の黒ずみを解消するクリームを使うという方法も効果的です。
ただし、ボディースクラブはお肌に刺激を与えやすいので、毎日使うのではなく3日1回など日数をあけて使用した方が良いでしょう。
黒ずみのケアには重曹パックが効果的
脇の黒ずみをセルフケアするのであれば、重曹パックによるケアがおすすめです。
重曹は、皮脂の汚れを落としたり、お肌の角質を柔らかくしたりする効果が期待できます。
つまり、黒ずみの原因となる皮脂の汚れなどを防げるということになります。
重曹パックは、ボディーソープと料理用の重曹だけでできるので非常に簡単です。
しっかりと泡立てたボディーソープに重曹をひとつまみ入れます。
その重曹を含ませた泡を脇につけ、1分ほど置き、綺麗に洗い流すだけという非常に簡単な工程になっています。
重曹パックを使用する際の注意点は、お肌を擦らない、パックの後にきちんと保湿をする、パックの頻度は1週間に1回程度ということです。
お肌を擦ったり、保湿を怠ったりするとせっかくの黒ずみ対策なのに、逆効果になってしまう可能性があるので、このような点に注意しなければいけません。
美白成分が入った化粧品で保湿することも効果的
脇の保湿を行う時に、美白成分が入った化粧品を使用することもおすすめです。
特に効果的な成分は、メラニンを追い出してくれるプラセンタエキスやトレチノイン、メラニンの色を薄めてくれるビタミンC誘導体やハイドロキシンです。
このような成分が含まれた化粧品を利用することで、黒ずみの原因になる色素沈着を改善できる可能性が高くなります。
その他にも、保湿効果が高いセラミドやコラーゲン、抗炎症成分であるアラントインなどが含まれている化粧品もおすすめだと言えるでしょう。
このような成分が含まれている化粧品を使用することで、効率が良い黒ずみのケアができます。
脇の黒ずみがすでに悪化している、手持ちの化粧品ではケアが追い付かない、という場合には、脇の黒ずみケア専用クリームがおすすめ。
過去の記事でも紹介していますので、チェックしてみてください。
ダイレクトな効果を狙うなら、専用クリームが最もおすすめです。
脇の黒ずみで悩む方は多くなっています。
脇の黒ずみで悩んでいる方は、今回紹介したケアの方法を参考に、自分に合う黒ずみケアを探してみると良いでしょう。
そうすることで、露出が多くなる時期にも自信を持っておしゃれができるようになります。