毛穴が黒ずんで見えるいちご鼻は目立ってしまうので、気になる人も多いでしょう。
入念にケアをしても、改善せずに悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
いちご鼻を改善するためには正しいスキンケア方法を知ることが大切です。
そこで、いちご鼻ができる原因や正しい改善方法についてご紹介していくので、いちご鼻で悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
目次
いちご鼻ができる原因を知ろう!
鼻の毛穴に皮脂や角質が詰まり、酸化して黒くなることでブツブツが目立ち、いちごのように見えることから「いちご鼻」と呼ばれています。
いちご鼻は目立つので悩む人も多いです。
そこで、まずはいちご鼻になってしまう原因について解説していきましょう。
メイク残りが原因
女性であれば毎日メイクをする人は多いです。
しかし、洗い残ったメイクがあることで汚れが毛穴に吸着し、いちご鼻を引き起こす可能性があります。
鼻は顔の中でも汚れやすい場所ですが、立体的であるため洗いにくい場所でもあります。
そのため、十分に洗えていない可能性があるのです。
クレンジングは丁寧にするよう心掛けましょう。
皮脂の過剰分泌
鼻は皮脂の分泌が多く、テカリで悩む方も多いでしょう。
皮脂がなければいちご鼻にならずに済むと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、皮脂は紫外線や空気中にあるゴミ、摩擦などから肌を守る大事な役割があります。
そのため、適度な皮脂分泌であれば肌トラブルを防いでくれるのです。
しかし、何らかの問題によって皮脂が過剰に分泌されると皮脂が毛穴を塞いでしまいます。
すると毛穴が詰まってしまうので角栓ができ、酸化してしまうことでいちご鼻となってしまうのです。
ターンオーバーが乱れている
ターンオーバーとは肌が生まれ変わるサイクルのことです。
表皮・真皮・皮下組織からなる肌は、肌の内部で作られた細胞が表皮に押し上げられ、古いものが垢となり剥がれ落ちることを繰り返しながら肌を生まれ変わらせています。
28~56日ほどの周期でターンオーバーがあり、20代であれば早い周期で生まれ変わりますが、年齢を重ねることで周期が長くなっていつまでも古い角質が肌に残っている状態になるのです。
ターンオーバーは、日常生活や食事によっても周期に乱れが生じます。
肌荒れが多いと感じたら周期が乱れている可能性があるので、正常なターンオーバーにするためにも本来の周期に戻せるよう日常生活を見直しましょう。
間違いの可能性も!してはいけない、いちご鼻対策
上記のようなことが原因でいちご鼻ができてしまった場合にはケアを行っていく必要があります。
しかし、中にはケア方法が間違っているケースも少なくありません。
間違った方法ではいちご鼻は治らないだけではなく、さらに悪化する可能性もあるので注意が必要です。
毛穴パックをする
強力な粘着によって角栓を取る毛穴パックは、実践すると爽快なので定期的に行う人も多いのではないでしょうか?
しかし、無理に角栓を取る行為は肌に刺激を与えてしまいます。
すると、皮脂が過剰に分泌したり角質が厚くなることで詰まりやすくなってしまうため逆効果になるでしょう。
角栓を無理に押し出す
いちご鼻が気になるからと指で押し出したり、ピンセットを使って無理に抜こうとする人はいませんか?
無理に角栓を押し出すことで、毛穴が広がり毛穴が目立ってしまうほか、肌に傷が付いてしまう可能性もあります。
毛穴の凹凸が目立つことにもつながるので、無理に押し出すことはしないようにしましょう。
洗顔をたくさんする
いちご鼻が気になるからと1日に何度も洗顔をすると、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまうため危険です。
失われた皮脂を再生しようと皮脂の分泌が活性化されるため、角栓ができやすくなってしまいます。
間違ったクレンジング剤選び
角栓を取り除くためにクレンジング剤を変えることを考える人もいるでしょう。
しかし、高い洗浄力を持っているクレンジング剤の中には石油系界面活性剤が含まれているものもあります。
洗浄力が強いことで肌に必要な皮脂まで落としてしまうため、乾燥を招き皮脂の過剰分泌を促してしまいます。
悪循環となるので気を付けましょう。
正しいいちご鼻の改善方法
ここからは、正しいいちご鼻の改善方法をご紹介していきます。
いちご鼻の改善方法の中でも比較的簡単にできるものをご紹介していくので参考にしてみてください。
正しい洗顔を行う
洗顔方法を変えるだけでもいちご鼻の改善に導くことができます。
まずは、毛穴を広げることから始めましょう。
清潔なタオルを濡らして軽く絞り、500~600wの電子レンジで1分ほど温めます。
熱い場合には適度に冷まし、鼻の上に被せて温めましょう。
ただし、メイクをしている場合にはクレンジングを行ってからホットタオルをしていくことが重要です。
洗顔料は泡立ててから洗顔することが基本です。
毛穴の隅々まで洗えるようにキメ細かい泡をネットを使用して作り、優しく包み込むように洗います。
くれぐれもゴシゴシ擦らないようにしましょう。
十分に洗ったら洗い流していきますが、洗い流す際には熱いお湯を使わないようにしましょう。
肌に刺激を与えてしまうので皮脂分泌が過剰となってしまいます。
適度な温度のお湯を使って優しく洗い、髪の生え際や小鼻など、洗い残しがないように入念に洗い流しましょう。
洗顔をしたら、タオルを使ってお湯を拭き取りますが、その際には擦らないようにしましょう。
タオルで擦ると肌が傷付いてしまいます。
優しくポンポンと押すように拭き取ることが理想です。
しっかりと保湿を行う
乾燥は皮脂の過剰分泌を促します。
そのため、保湿をすることが重要となります。
特に洗顔後は乾燥しやすいので早めに保湿をするよう心掛けましょう。
使用する化粧水はお肌に合ったものがおすすめです。
ちなみに、ビタミンC誘導体が配合されている化粧水は古い角質を除去する作用や肌の酸化を抑制する作用があるため、いちご鼻予防ができるでしょう。
また、セラミドには毛穴を引き締める効果があります。
保湿効果も高いので積極的に使用してみましょう。
綿棒オイル
SNSで話題となっている簡単にできるいちご鼻の改善方法です。
オイルはオーガニックのものやエキストラバージンオイルを選びましょう。
まずは、メイクを落として洗顔をします。
洗顔は上記のような正しい方法で行いましょう。
綿棒にオイルをつけてマッサージしていきます。
オイルをたっぷりと綿棒につけ、角栓のある部分にクルクルと優しく撫でるようにマッサージをしていきます。
この時、強く擦ってしまうと肌を傷める原因となります。
必ず優しく行うようにしましょう。
たっぷりの泡でオイルを洗い流します。
オイルが残っていると肌荒れの原因にもなるので気を付けましょう。
適度な温度のお湯で洗い流した後、冷たい水で顔をすすぎ毛穴を引き締めます。
清潔なタオルで水分を取り、最後に保湿をしましょう。
いちご鼻の改善ができる簡単な方法をご紹介しました。
正しい洗顔や保湿は大切なケアとなりますが、何よりも続けることが大切です。
1日や2日やったからとすぐに効果があるわけではありません。
肌のターンオーバーのことを考えて、最低でも2ヶ月は様子を見るようにしましょう。
どうしても治らない時には専門的なケアをしてもらうことを考え、クリニックやサロンに足を運ぶのもおすすめです。
肌に自信を取り戻すためにも、自分に合った洗顔料や化粧水を使い、ケアをしていきましょう。